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中秋の 名月

2019年9月25日
杉本
中秋の名月



旧暦の8月15日にあたるこの日の月が
十五夜とも呼ばれ、特別扱いされるのは、
1年の中で最も空気が澄み渡り、月が美しくみえると
されているからだそうです。


大覚寺の大沢池では 観月の夕べ と題し、月を観る宴が毎年行われています。
今年は運良く参加することができました。


観月の風習は平安時代に中国から伝わったもので、
当時の貴族たちは
月は直接仰ぎ見るのではなく、
手に持った盃や池に映った月を愛でながら
和歌を詠み、舟遊びを楽しみました。

大沢池は日本最古の庭園で、唐の洞庭湖を模したもの。
嵯峨天皇が月見のためだけに造らせたものといわれ、
奈良の猿沢の池、滋賀の石山寺とあわせて
日本三大名月のひとつに数えられています。



大沢池に浮かぶ龍頭鷁首舟(リュウトウゲキスセン)。
龍頭舟と鷁首舟のうち、鷁首舟に乗ることができました。
鷁(ゲキ)とは中国の空想上の水鳥で、
どんな強風に見舞われても飛び立つことができるので、水難を防ぐとされています。



池の立派な蓮の道を通って観る月や1200年前と変わらぬ景色は、
とても贅沢で優雅な時間でした。

今年は良く晴れていて、早い時間の月は低く、丸々と大きく映り、
夜が更けるにつれ小ぶりで控えめな位置に変わっていきました。
ちなみに曇り空で見えないときは無月、雨の日は雨月などと言うそうですよ。

旧暦の8月15日といえば、竹取物語で輝夜姫が月にかえっていった日。
昔から多くの人が月にある力や少しの狂気に美しさや魅力を感じていたのだろうと
歴史を体感しました。



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