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摩擦抵抗

2020年1月24日
長尾

またまた、玄翁の柄を仕込みました。

昨年の7月くらいに柄が折れてしまったので、できるだけ乾燥した時期に仕込もうと思い、年が明けた1月まで待つことに。

 

木は木材になっても生きていて、塗装などで塞いでない木材は湿気を吸ったり吐いたりします。
湿気を吸うことによって木が膨らみ、吐くことによって縮みます。そういった木の習性を生かし、湿度の低い時期に柄を仕込むことで、抜けにくくします。

 

今回、抜けにくくするための工夫として、ひつ穴(玄翁の穴の空いてる部分)をわざと錆びさせました。理由としては錆による摩擦抵抗を上げるためです。効果があるかは、これから使用してみないとわからないので、なんとも言えませんが。

 

きつく仕込めば木が痩せない限り抜けることは滅多にありません。ひつ穴よりも気持ち大きく削ります。材料にもよりますが、今回は白樫を使ったので大体0.5ミリから0.7ミリ大きく削ります。鉋で微調整します。
形状はくびれを作るように。
納得のいくものができました。

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