tel
contact

BLOGブログ

真っ白・・・

2015年4月14日

先日、休みの日に家族で姫路へ

一度、見たかった漆喰を塗りたての白鷺城(姫路城)に行ってきました。

高速で2時間弱、意外と近い。
小雨も降っており以外と人も多くなく駐車場も正面で直ぐに止めれれました。
天気の良い日は凄く渋滞で駐車場に入れるのも時間がかかるらしいです。

第一印象は白い・綺麗。
白鷺城1

中に入るのも比較的待ち時間も無くスムーズに行けました。(一日限定15000人)
12時過ぎで私の入場券は5800番台
中に入り屋根を上から見ると
白鷺城 2

瓦の周りの漆喰が真っ白。
鯱もパシャリ
白鷺城3

最初は行くのも渋々の娘たちも感動してました。

19時には家に帰らなければいけない理由も有り、急いで隣の好古園にGO・・・
好古園

日本庭園が綺麗に手入れしてありスゴク癒されました。
好古園1

池も大きな錦鯉
好古園2

想像していたイメージよりスケールも大きく感動・・・

4月の4・5日に嵯峨で見学会をさせて頂いたお家も漆喰の壁。
二尊院

白鷺城とはイカナイ物の白い綺麗なお家です。

市中の山居

2016年3月6日

春の陽気にさそわれて左京区神楽岡にある 茂庵 に行ってきました。

IMG_5020

京都大学や銀閣寺からそんなに離れていない立地ですが山中を感じさせてくれる素敵な場所でした。

中には観光の方半分、常連の方らしき人半分という感じ・・・

IMG_5018

元々は大正時代に造られた茶の湯の場所で茶室8席、月見台などの広大な森の茶苑があったそうです。

今でも敷地内には食堂棟(今回お伺いしたカフェ)と茶席二棟が残っています。

IMG_5022

場所の雰囲気もそうですが滋賀の工房のグラスなど器がとても素敵で今度行って見ようと思います

(デザインもそうですが耐熱ガラスのグラスは想像以上に軽くて驚きました)

IMG_5023

IMG_5017

夏の暑い時期も心地よさそうな場所だったのでまた次の季節にお邪魔したいと思います

足立美術館

2016年5月10日

島根県にある足立美術館に行きました
米国の日本庭園専門雑誌でも13年連続一位の美しい庭がある美術館です

個人的には、京都や金沢、福井にも好きな庭が多くあり
順位は付け難いですが・・・

DSC01344

この美術館の凄いところは何といってもその見せ方に対するこだわり
おそらくすべての角度からが美しいわけではないと思いますが
その点では野趣の庭ではなく、作庭にこだわった庭の純粋な趣があります

写真は 「 苔庭 」 
全ての樹木が傾いて植栽されていますが
木は本来、山の斜面に対して角度をもって生えているため
それを表現している
まっすぐにすると変なところに力が入り
木も肩こりがしたり、疲れはしまいかと言ったところでしょうか

DSC01353

これは個人的に好きな一枚
大きな窓から切り取られて一枚の絵のように見えます
いわゆるピクチャーウィンドウの一種です

この美術館は庭も美しいですが
横山大観や北大路魯山人の世界的にも有名な作家さんの作品郡
足立美術館の別称は 「横山大観美術館」 

これほどまでに素晴らしい作品を収集した
足立全康には尊敬の一念です

DSC01365

昔の住宅形式

2016年8月2日

IMG_1492

とある展示資料館に行ったときに
ふと目についたのがこの広告
おそらく明治時代かそれ以降の広告だとは思いますが
所在地や土地の大きさ、交通などに関しての情報は今とさほど変わりませんが・・・

少し気になるのが 「 風景 」 の項目
これが京都ならではの項目かどうかは定かではありませんが
なんとなく気になります

例えばこの場所からは大文字が見える などなど
昔から京都人は住む場所に対してや
借景に対して高い意識をもっていたのかも知れません

利便性の良い現代においては重要度は低いのかもしれませんが
その土地の風土や歴史を理解して
その土地を好きになって住むことが大切な時代だったのかもしれません

IMG_1495

昔の京都の家屋を再現した模型
まだ一般的には板葺きが主流な中で
瓦の屋根もちらほら見えます

うだつがしっかり上がっていて
おそらく商売をされているのでしょう

IMG_1498

蔵などがありますが
木造にしっくい塗り壁が一般的ですが
時代が進むと鉄筋コンクリート造にしっくいを塗った蔵も多数あります

これも大火の多い京都ならではの仕様でしょうか

今の住宅は一目見ただけでは
どんな人が住んでいるのかも分かりませんが
その点、昔の住宅は形式が格や財力を表し
分かりやすかったのかもしれません

今の住宅は社会的な立場よりも
個性を重視する外観に代わってきたような気がします

このこだわりが今の京都の景観を作っていくとすれば
外観については少し慎重に検討していく余地がありそうです

小粋な厳島神社

2016年11月7日

先日、日本三景の一つ厳島神社へ行ってきました。

さすが世界遺産。。。なかなかの「気」を感じます。

20160808_093006

回廊を歩いていると、床板に注目。。。
釘が使われず、隙間を開けて満潮時の水の力を
逃がす、とされている、その隙間に発見。。。

20160808_092151

久々見た「メカス釘」。。。

images

しかも巨大。こんな大きいの見たことないな。

和室の天井の際に使ったり、
床板を固定に使います。

板に溝を掘り、そこに引っ掛け固定。
こんな感じに施工します。

1266482836

1266482866

普通は板の裏面に施工するので、正面から見えないのですが、ここでは水に力を逃がす隙間に取り付けているので、確認できます。

最近、使わないな~。。。っと
メカス釘の話を家族にしても、
「マニアック過ぎるわ」と聞いてもらえず。

他にも和釘ありますが、またの機会に紹介します。

小粋な三門。東福寺

2016年12月3日

20161123_075312

今年もあと一ヶ月。

紅葉は見に行かれましたか?
京都の名所はホントに多くの観光客でいっぱいです。
なので、私は早朝から出掛けます。
先日も東福寺へ行ってきました。
7時半には着いたのですが、
八時の開門を前に既に100人ほどは並んでました。

20161123_075605

しかし、まだマシです。
ゆっくり紅葉を楽しむことができました。

20161123_083215

妻が紅葉を楽しむ横で、
私はついつい建物の方に目がいってしまいます。

20161123_084041

東福寺の三門「さんもん」。。。

いやはや。大きいです。
物凄いボリューム感です。
日本最古の三門。。。

日本一の高さ知恩寺の25メートル
についで、22メートル。。。

この「三門」は、
大きく三つに分類される
伝統的な寺院の建築様式(大仏様、和様、禅宗様)
のすべてが取り入れられた、
珍しい建造物なんです。

20161123_083902

20161123_084327_HDR

20161123_084207_HDR

地震の補強として屋根を支えている補強柱が、
屋根の曲線を邪魔しているが残念です。。。

20161123_084543

貫穴なのでしょうか?
何の為なのか考える妄想が楽しい。

20161123_084728

仏殿、法堂の彫刻もあまり見ない
彫刻が施されており、
非常に興味深く見ていました。

大きな三門、仏殿、法堂も良いのですが、
東福寺を囲むいくつかの小さな門も魅力的です。
地味な門なので、三門やら禅堂やらの陰に隠れてしまいますが。

201404131733462dd-1

その中のひとつの柱には無数の穴が。。。
明らかに虫食い被害ではない。。。
鎌倉時代に建てられたんだし、矢の跡だろうな~
と思いながら門の柱見ながら
ニヤニヤ妄想中の私を妻は遠くで他人のふりして見られてました。。。

長野にて

2017年1月25日

先日、長野県にある日本浮世絵博物館に行って来ました。

S__58900485

設計は篠原一男。
8m×8mの正方形の連結で構成されています。
とにかくディテールがかっこいい。
打ちっ放しのコンクリートと、ガラス張りで浮世絵が、展示されてるとは思えない風貌です。

営業時間内に行ったはずでしたが、展示品の入れ替えのタイミングだったらしく、
休館の看板が出ていました。
ダメ元でスタッフの方に建物を見に来たというと、展示室以外という約束で、
特別に館内に入れていただきました。

中の様子。幾何学柄のガラスが開放的。
S__58900496

2AE29BC0-C85A-4701-971F-52A7085434CB

二階建て。展示空間は狭めらしい。
ロビー空間にも浮世絵がたくさん飾ってあります。
S__58900494

空間配管はむきだし。
S__58900493

スタッフの方が、建物の資料を少し見せてくださったりしました。
建物を見に来る人も、やっぱり多いみたいです。

小粋な岩清水八幡宮

2017年2月1日

先日、岩清水八幡宮へ行ってきました。
数え年で43歳。後厄です。
自分では若いと思っていても、世間からすれば、
すっかりおっさんです。

厄年は
長い人生の節目にやって来る災難
精神的・体力的が落ちこむ過渡期において
十分に気を付けなければならない時期とされています。

お祓いを受けず何事も起きなかったという人もいれば
私の知り合いのように大事故を起こす人もいます。

やはり、行っておこう。

20170129_101552_HDR
まずは参拝。
楼門正面蟇股の阿吽の鳩さんも同時にチェック
。。。

20170129_101101

右の鳩が「阿」、左の鳩が「吽」。
鳩は八幡大神の神使(しんし)なのだとか。
「阿吽の呼吸」で神前を守っているそうです。
阿吽の呼吸…2羽で目的を成すには気持ちの一致が大切ということなんでしょうね。
20130605_1418357

本殿北東の廻廊で、鬼門封じのため石垣が斜めに切り取られたようになっています。

20170129_101737

本殿西側を北に向かって撮ったもので、
右手は本殿廻廊、左手の門は西門、
築地塀は瓦と土が幾重にも重ねられ耐火性と耐久性に優れた塀で、
信長塀と呼ばれています。。。
20170129_101743

20170129_101755

南総門から本社社殿(国宝)を望む。
20170129_101923_HDR

社殿が若干、西方向を向いているのがわかりますでしょうか? 
これは参拝の帰り、御祭神に対して背を向けないようにその中心をズラしているのだそうです。
現在の社殿は江戸前期の寛永11年(1634)徳川家光による修造。

平成28年2月9日国宝に指定されたばかりです。。。

なかなか見応えがあり、
何かいちいちカッコいい神社で
退屈しない場所でした。。。

後厄も平和な一年になるようにしたいものです。

嵯峨釈迦堂

2017年2月23日

2月もはや下旬。
雨水を過ぎ、あちこちで梅が見られるようになってきました。

昨日訪れた清凉寺の梅は七分咲きといった様子。
まだまだ寒い日が続いていますが、春も着実に近づいているのだなと思わされます。

IMG_3496

ゼンの事務所のすぐ近くにある清凉寺、
嵯峨釈迦堂の名で親しまれているにも関わらず、恥ずかしながら初めて訪れました。
仁王門を抜けるとお経が聞こえてきて、多宝塔、一切経蔵、阿弥陀堂と見所がたくさん。

IMG_3490

本堂の写真。天気が幸いし青空です。
単層入母屋造、本瓦葺きの立派な御堂。今あるものは1701年に再建されたものだそうです。

本堂の中には国宝で日本三如来のひとつである、本尊釈迦如来さまが安置されています。
通常は4・5月、10・11月にだけ開扉され、お釈迦さまを拝見することができるそうですが、
偶然にも開扉されているタイミングに訪れたようで、
僧侶の方がお釈迦さまの説明を詳しくしてくださいました。とても興味深いお釈迦さまです。

軒裏の飛檐垂木が凛々しい。
木口が白く塗ってあるのは水の侵入を防ぐため。
IMG_3525

本堂を抜けた先の渡廊下も素敵。
fullsizeoutput_3f

庇で切り取られた庭園の景色も素敵。紅葉の頃は見事な景色かと。
どのお寺に行ってもお庭を見ると、造園に興味が湧きます。
IMG_3520

京町家

2017年2月26日

先日勉強を兼ねて、京町家の見学に行ってきました。

杉本家住宅という京町家の中で数少ない重要文化財の指定を受けている建物です。

表屋造りという形式で比較的大きな町家です。

座敷庭
IMG_6220

縁側
IMG_6222

床の間
IMG_6223

洋室の応接間
IMG_6224

おくどさん。現在でいうところのキッチンですね。
IMG_6225

おくどさんの上部です。
IMG_6226

梁組が美しいです。
伝統構法という木造の構造形式で、現代の木造在来工法と違って梁そのものが筋かいのかわりの働きをして地震に耐えることが出来ます。

社寺建築と違い、住宅建築は建築に生活の文化そのものが体現されていて
人・建築・暮らしの関係がよく見てとれるので面白いですね。

小粋な絵本

2017年3月4日

先日、面白い絵本を見つけました。

絵で見る日本の城づくり。
「大阪城」

20170303_201046

縄張りから、仕上げまでホントに細かく、緻密な建築の絵は圧巻です。。。

20170303_201120

20170303_201155

やはり興味を引いたのは大工さん作業風景のページ。。。

20170303_201206

20170303_201215

20170303_201225

20170303_201254

道具や機械が発達したもののやっていることは今も変わりませんね。

「家って誰が作ったでしょう?」なんて子供に問いかけると
「大工さん!」と答えが帰ってきますが、

とんでもありません。

この絵本からは作業風景はもちろんですが、
たくさんの人々が協力して城を作り上げていく様が描かれています。

現在の家も同じです。。。
たくさんの専門業者さんに協力していただき、
お客様の家を建てさせていただいています。。。
大工の私はそのお客様の夢のお手伝いができることに感謝です。

じっくり読んでみたくなり、購入してしまいました。

事務所に置いていくので、お子さんはもちろん大人も楽しめる絵本ですので、読んで見てください。

さてさて。
大阪城と言えば。。
大阪城の大手門の柱の継手を知っていますか?
地上1メートルのところで、南北を蟻継ぎ、東西を殺ぎ継ぎで根継ぎされています。

unnamed-2

どうやって継いであるのか、話題になりました。。。

作ってみました

20170304_103039

小粋な大工さんだったんでしょうね。
私も小粋な大工に日々精進です。

これも事務所置いておくので、
はずしてみてください。

答えはこんな感じです。

20170304_103111

20170304_103117

改修工事

2017年3月29日

先日、東寺で行われている改修工事の見学に行ってきました。

東寺は正式には教王護国寺といい、現在その中で国宝に指定されている大師堂で屋根の葺き替えが行われています。

まず素屋根と呼ばれる仮設が目を引きます。
これは足場を兼ねていますが、屋根を葺き替えている間、雨から文化財を守るためのものです。

IMG_1221

素屋根の内部はこんな感じ。
IMG_1226

建物本体よりも丸太を鉄線で括り付けてトラス(三角形の構造体)を組んでいる素屋根の構造の美しさ、豪快さに見入ってしまいました。
雨風に耐えられる非常に合理的な構造をしています。
ちなみに京都の文化財改修は伝統的に丸太で素屋根を組むそうです。

大師堂は檜皮葺きといってヒノキの皮で屋根を葺かれています。
今回はその檜皮(ヒノキの皮)を新しいものに葺き替える工事です。
これが檜皮です。
IMG_1255

屋根材の剥ぎ取られた屋根。
IMG_1250

IMG_1241

IMG_1233

小舞(屋根の下地)だけでも屋根の美しい曲線が見て取れます。

屋根の反りを作るための工夫です。
まっすぐな材料の組み合わせで曲線を生み出しています。
IMG_1237

小舞の下の小屋組です。
IMG_1240

本でしか見たことのないような社寺建築の小屋組の構造を手に取れる距離で観れる機会は滅多にないので終始ワクワクしっ放しでした。
完成した時の美しさの表現のために見えないところでは、長年積み重ねられてきたであろう工夫が無数にされており、改めてデザインと技術に想いを馳せた1日でした。

小粋な新緑

2017年5月5日

ゴールデンウィークも後半。
皆様、いかがお過ごしですか?

京都市内はどこに行っても混雑です。
新緑を楽しみに南禅寺山門行って来ました。
桜、新緑、紅葉、そして雪景色。
いつ行っても間違いないところです。

20170504_103614

なかなか見ごたえがあります。

20170504_104440_HDR

20170504_105305

20170504_104634

山門に上がり風景と彫刻を堪能。

山門にはいくつも埋め木が施されておりました。
埋め木とは木材の穴や割れ目に木切れを詰めること。

20170504_104726
埋めた部分は少し大きめに仕上げられています。
それは、木材は月日と共に痩せていきます。
それを計算んした上で大きめに仕上げます。
数十年後のことを見るんです。

20170504_111704
新緑のおすすめは、
無鄰菴。南禅寺、動物園のすぐそこにあるのですが、あまり知られてないのか、
静かに庭が楽しめます。
少しマニアックですが、
ここの庭園が素晴らしい!
建物も素晴らしい!

20170504_112456

20170504_112004

20170504_114231

20170504_114522_HDR

そして、7日まで庭園がライトアップされるんです。

これがまた素晴らしい!
必要最小限のライトアップは芽吹き始めた新緑を幻想的に照らし出します。

FB_IMG_1493980066710

FB_IMG_1493980074867

FB_IMG_1493980083573

1日2回行ってしまいました。

何か、色々回復しました‼

さぁ!祇園祭まで後二ヶ月!

小粋な京ごよみ

2017年6月8日

先日、京都市山科区にある栗原邸(旧鶴巻邸)が一般公開されるというので、見学に行ってきました。

IMG_0246

IMG_0256

IMG_0253

栗原邸は本野精吾(もとのせいご)が設計し、昭和4年に竣工したモダニズム建築です。
数年前から修復を続けています。

当時最先端の技術であった特殊なコンクリートブロックを使用し、
合理性を追求しながら独特の風貌を持ったモダニズム建築。

IMG_0248

IMG_0255

IMG_0247

IMG_0250

邸内には本野デザインの家具もあり、見所多数です。
今度は自邸の公開もいってみたいと思います。
木造建築とは違う魅力があり、色んな勉強になります。

さてさて。。。
もう一ヶ月で祇園祭がはじまりますね!
皆さんもワクワクしだしている頃だと思います。

先日、東京に住む友人からラインが来ました。
東京駅にある京都の情報が得られる「京都館」にする所に立ち寄ると京都観光協会発行の冊子「京ごよみ7月号」があり、写真が送られてきました。
表紙になちゃってました。
IMG_0245

京ごよみHP

http://www.kyokanko.or.jp/kyogoyomi/

京都御所の誕生

2017年7月20日

京都にお住まいの方であれば
一度は訪れたことがあると思いますが
京都御所の誕生を話を少し

平安京遷都のときの内裏は現在の御所より2キロほど西の方にあり
その後、内裏の焼失などの理由で公家の屋敷を仮の内裏としたもの 「 里内裏 」
が何度もおかれ、今の京都御所は光厳天皇が1331年に東洞院土御門殿を
里内裏としたことに始まり、1392年の南北朝合一によってこの地が皇居となりました

IMG_2341

御苑の南西角に 「 閑院宮邸跡 」 があります
建物の見学は無料ですが、この建物の中にある展示室(無料)が大変よくできており
御所の歴史や自然についてわかりやすく展示されています
御所におとずれた際には、まず見学されてはと思います

IMG_2335

IMG_2337

市街地にありながら、風が心地よく
京都のど真ん中にいることをしばし忘れさせてくれる憩の空間です

IMG_2345

京都で床モミジが楽しめるスポットはたくさんありますが
ここの床モミジもコンパクトながら上品な雰囲気があり素敵です
磨き上げられた床板に映り込みモミジが美しい姿を見せる
御所の隠れたスポットです

浄住寺

2017年8月19日

散歩をしていたら寺を見つけました。
浄住寺という寺です。西京区にあります。
ここも前回訪れた地蔵院と同じくらい静かで、とても落ち着く場所です。
IMG_2365

拝観料もなく、中に入っていくと、、、
IMG_2366

味のある石段。
IMG_2368

周りにはこんな竹が。
IMG_2364

亀甲竹(キッコウチク)といいます。
亀甲竹とは、ぽこぽことした節が亀の甲羅に見えたことからその名前がついているそうですが、他にも、仏様の顔に見えたということもあり、仏面竹(ブツメンチク)と呼ぶこともあるそうです。

家屋の床柱や桟に使用したり、照明として使われたりもします。
他にも、水戸黄門でご老公が持っている杖も亀甲竹で造られているそうです。

ここでは、座禅を体験することができます。(予約制)
また今度、予約して体験してみようかと思います。

ゆっくりとした時間を過ごせました。
秋になると綺麗な紅葉が観れるようです。
気になった方は足を運んでみてください。

久しぶりに・・・

2017年8月28日

暑い日も少しマシになりましたが車中は昼からはサウナ状態。
本日、宇治市に行く用事が出来ました。

所有者様からリフォームをして借家で貸すか売却をするか検討中の案件で
一度、見に行ってほしいとの事で・・・

外から見た感じは昭和42年の普通の住宅で約50歳のお家でした。
カギを開けて玄関に入るとマダ普通で奥に行くと
1階

天井が剥がれ落ちていて嫌な予感。

2階に上がると危険な空気が漂いまして・・・
2階の床が・・・
2階床

ボロボロで踏むと落ちそうな予感が・・・
上を見上げると・・・なんと・・・
2階屋根

青空がのぞけました。

内容を写真を付けて報告させて頂くと、所有者様も家の中は見て居られなかったらしく愕然・・・
建物を解体して売却を検討られておりました。

空き家の状態が長いとこの様になるのですね。
お家が可哀想に思えました。

小粋な能楽堂

2017年9月15日

朝晩はずいぶん涼しくなり、
秋の気配も感じる今日この頃です。

IMG_1433

先日、京都市内にある「大江能楽堂」に能・狂言を楽しんで来ました。
京都にはいくつか能楽堂が存在しますが、
この「大江能楽堂」は110年前に建てられました。

明治に創建されて以来、戦時の強制撤去からも免れ
奇跡的に今も残っているそうです。

IMG_0712

舞台はヒノキでなく珍しく松が使われてます。
長年のお手入れで黒光りしている様は圧巻です。

鏡板に描かれた松には梢や株が描かれてません。
これは力強い発展を願って描かれていないそうです。

IMG_0711

IMG_0713

天井部分には一枚板がふんだんに使われ、
客席部分には、飴色に輝く北山杉が使用されるなど、
すごく豪華です。

本当に素敵な木造劇場でした。
上演中も客席の照明を落とさず明るくして
木造の空間に響く優しい音とあいまって、
とても心地よく。。

舞台装置もほとんどなく、動きも少ないのは
「観ている人がそれぞれ自由に想像できる」為らしい。。。

すごく日本らしさを感じ、日本文化に触れた時間を過ごせました。

二条城

2017年9月25日

二条城に行ってきました

今年は大政奉還から150年の節目の年で、新しい試みが目白押しです
聞いた話では、観光の責任者が交代したとかで・・・
斬新な試みがいっぱい

重要文化財22棟、国宝6棟もあり
特別名勝に指定されている二の丸庭園など見どころの宝庫
今年は二の丸御殿の夜間拝観を初めて行うとのことで
金屏風のライトアップは昼とは全く違う表情があり、すごく楽しみです

IMG_2695

修復が終わったばかりの 「東大手門」 二条城の正門
黒く仕上げられたちゃん塗りや金の金具が徳川っぽいです

IMG_2692

今回の修復で発見された飾り金具の 「千鳥」 
職人さんの遊び心かそれともなにかのメッセージか
正面右下にあります、見つけた時には少し幸せな気持ちになるので
見学の際には是非さがしてみては

IMG_2696

ちなみにお堀の水はほとんど湧き水でまかなっており
今年は水草が多すぎて撤去するのに大変とのこと

IMG_2691

IMG_2688

正面を入ると 「唐門」 「二の丸御殿」 と続きます

徳川政権の始まりと終わりを体験できる
京都の中でも屈指の観光地です

建築の展示

2017年10月9日

先日、東京の美術館で建築関連の展示が同時に行われているようなので見に行ってきました。

まずは、東京国立近代美術館。
IMG_0237

建物は谷口吉郎の設計です。

ここでは、『日本の家1945年以降の建築と暮らし』という展示がされており、建築の教科書で見るような有名な戦後の住宅から近年話題の住宅まで様々な住宅が詳細な模型やパネルで展示されていました。
写真可だったのでいくつかご紹介。

スカイハウス/菊竹 清訓(1958年)
戦後を代表する建築家・菊竹清訓の自邸として作られた住宅です。モダン住宅の先駆的な作品です。
木製の模型と自筆のスケッチが印象的でした。
IMG_0331

IMG_0333

IMG_0334

住吉の長屋/安藤忠雄(1976年)
建築家・安藤忠雄の代表作。
本物のコンクリートでできた模型を初めて見ました。
IMG_0366

IMG_0367

IMG_0368

T House/藤本壮介(2005年)
IMG_0362

IMG_0364

IMG_0365

以上はこの展示のほんの一部で、50作品以上の建築の展示があり一日では見きれなかったので次の日も行きました。
戦後から順をおって日本の住宅の工業化や日本らしさとはなにかといったことを試行錯誤が見て取れて、改めて住宅とはなにかを考える良い機会になりました。

続いてやってきたのが、新国立美術館です。
設計は黒川紀章。昭和を代表する大建築家の最期の作品です。
IMG_0256

IMG_0255

ここでは『安藤忠雄展-挑戦-』が展示されていました。
世界で最も有名な日本人といっても過言ではない建築家・安藤忠雄の最初期から進行中のプロジェクトの模型や図面、写真を展示した企画展でした。
平日の昼間でしたが、大勢の人でにぎわっていました。
00087943

ここで一番驚いたのは『光の教会』の原寸大模型です。
IMG_0247

IMG_0241

ちゃんとコンクリートでできています。
展示会が終われば解体されるであろうものを、ここまで作れてしまうのは衝撃的でした。

ちなみに先ほど東京近代美術館で展示されていた住吉の長屋のコンクリートの模型ですが、まったく同じものがこちらにもありました。

この展示は写真不可のためご紹介できませんが、図面の緻密さ、スケッチの美しさや巨大な模型は大変いい刺激になりました。