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通りすがりに
2017年6月9日
京都も梅雨入りということですがいかがお過ごしでしょうか。
気が滅入りますが、同時に、季節を感じる行事が楽しみな方もいらっしゃるかと思います。
昨日、嵐山の中ノ島公園で「若鮎祭」が開催されていました。
保津川の鮎漁解禁の時期に合わせ、若鮎の塩焼きが振る舞われます。
せっかく教えていただいたのですが、今回は一足遅く(申し込み制でした)。
来年はぜひ参加したいものです。
さて、話は変わりますが、この画像に写っているものが何だかご存知でしょうか。
こちらは、向日市にある上植野浄水場の配水塔です。
なかなか目を引く造形でしたので、思わず撮ってしまった一枚。
不思議な形だなと思い眺めていたのですが、
よーーーくご覧いただくと何かに似ています。
お分かりいただけましたか?
そう、竹なのです。
側面は向日市の木であるモウソウチク(孟宗竹)をモチーフにしているんだそう。
画像では見にくいですが、足元にはもう二本低い竹(ポンプ室と機械室)が佇んでいます。
真上から見ると向日市の花・ヒマワリに見えるようになっているんだとか。
とてもユニークです。
原水(浄水する前の水)は減菌処理やろ過処理などを経て、配水塔に揚水され各世帯へ給水されます。
給水・給湯・排水と、住宅には絶えず水が通過しているので
そう思うとぐんと身近に感じるのではないでしょうか。
今まで気にしたことはなかったのですが、調べてみると様々な大きさ・仕様の配水塔があるようで。
老朽化で取り壊されるものも多い中、現在は災害用給水槽になっていたり、時報塔として使用されたり、
中には展望台として使われているものあるようです。見に行きたくなります。