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BLOGブログ

住まいについて

2019年4月2日
斉藤

 

雷乃発声の候を現すかのような不安定な天気が続きます。
季節の変わり目で大気が安定せず、本日も大変冷え込みました。

そんな気温ですが桜が見頃になってきました。

しっかりと防寒をしてお花見に臨みたいところです。

 

 

ゼンを訪れてくださるお客様とお話するときは

ゼンのことをお話しさせていただくことはもちろんですが

どんなお家造りをされたいかを伺うことも多いです。

 

土地について、家について

どのような場所でどのような生活をされていたか

家族やお家ごとに文化や歴史があり
今後どういった生活をされていきたいか考えを伺います。

 

そういったとき決まって

同様に「家」と呼ばれるものでもその内容は様々で

それがあまりにも多様性を持っている名称なのだなとしみじみ思うのです。

 

 

『つみきのいえ』という絵本をご存知でしょうか。

 

私は当時、あたたかくやわらかいタッチで描かれた
素敵な絵本の表紙で知りました。

 

アカデミー賞などをはじめ数々の賞を受賞された作品で
世界中でも見られたショートアニメーションを
監督自身が絵本用にリメイクされたものです。

 

絵・加藤久仁生 文・平田研也

 

ある海の上の街にぽつんと建つ
一見変わったお家に暮らしている老人がいました

 

彼は海面が上昇するたびに、
まるで積木のように上へ上へと家を増築することで
そこで穏やかに暮らしていました

 

ある日彼は海中へ落としものをしてしまいます
それを拾いに行くため、ダイビングスーツを着込み、
海の中へと潜っていくのですが……

 

というのがあらすじです。

 

 

細い鉛筆の線と淡い水彩がすてき。

 

 

下の階へ下の階へ

潜っていくにつれ彼は過去の家の風景と再会します。

 

かつて暮らしていたお家をみながら、

彼はかつてともに暮らしていた家族や
家族との思い出を思い返していきます。

最後に現れたお家は……

 

読む方の年齢によっておそらく感想も違ってくると思います
おとなもこどもも楽しめる作品なので、気になられる方はぜひ手に取ってみてください。

 

作品に出てくる老人が、難のある場所に、街に、住み続けたいと思える住宅は

小さな文化であったり、歴史とともに積み重なってきた、彼らが作り上げてきた財産で
現在求められている“住まう”ということについてのひとつの形だなと感じます。

 

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