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災害
2019年10月27日2019年は、2018年の流れからより一層自然災害が日本に与えた影響がすごく強い年である実感をしております。
9月初旬に上陸した台風15号により千葉県を中心に甚大な被害をだし、
その傷も癒えぬ間に、台風19号が関東地方、東北地方に更なる被害を出した。
そんな自然環境が変化する中で、日本の住宅業界の中枢を担う、ハウスメーカーは挙って災害に強い家創りと言う事をテーマに、色々な企画、発案をしていくと発表をしております。
あるメーカーは、ZEHなどにより電気等の自給自足をテーマにするのはもちろん。
空気から水を生成する機器を標準装備するそうです。
災害後は断水などの水道から水が出ないと言う状況も想定されるので、
今後上記のような商品が1軒には必ず一つあると言う可能性も考えられます。
他にも水害などが発生した際に、
水が家の中に入ってこないような家創りを進めるビルダーもあります。
原理は簡単で、隙間を塞ぐと言うモノです。
家の構造や工法にもよりますが、
通気などを取る必要があるので、
なかなか隙間を塞ぐと言うのは難しいのですが、
今回の実験に使用された手法としては、
水害により水嵩が増すと、
その圧力によりパッキンなどの隙間材がギュッと圧縮され、
隙間を埋めてくれると言うモノだそうです。
今後、家づくりをする中で、
今までなら地震に備える体振と言う観点がメインで考える必要性が高かったと思いますが、
これからの時代、水害による被害の想定、風による耐風、
そして、災害が発生した後の水道や電気のライフラインの確保。
色々な事を想定しても、前回の台風19号のように史上最強クラスの災害が発生する可能性もあり、
考えても答えが出ない世の中であることは間違えありません。
温暖化の影響などが顕著に出る寒冷地では、
今まで永久凍土とされていた土地で、
氷が解けることにより土地が大きく陥没し、
そこからメタンガスが大量に発生し大爆発を引き起こしたと言う事も聞いたことが有ります。
また、そう言った永久凍土に暮らしていた人々も、
氷が解けることにより地盤が陥没したり、
氷だったところが水たまりになることで生活できなくなるケースもあるそうです。
こういった状況の中、
人間の力どこまで地球に対抗できるのか。
自然の力に抵抗することが出来るのか。
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物事の本質を見極めることが何より重要な時代になって来たのかも知れません。