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シンプルライフ

2020年7月25日
名和

シンプルライフと言う言葉を御存じでしょうか?

 

その名の通り、持ち物を減らして出来るだけシンプルに人生を送ると言う内容です。

 

似たような言葉として、「ミニマリスト」と言うモノが有りますが、

明確な違いとしては、「シンプルライフ」は、不必要なものをなくして、少ない持ち物で生活することです。住居空間、家具、家電など生活に必要なものは所有します。

「ミニマリスト」は、自分で持ち運べるものだけを所有しするライフスタイルです。「最小限主義者」とも呼びます。家具、家電なども持ちません。

 

なので、ミニマリストの方は、家は当然ながら、家具や家電など、

所有すること自体を嫌う方が多くおられます。

 

 

それに比べて、シンプルライフは、一定の居住スペースの確保や、家具、家電なども所有されますが、

シンプルライフの一番の特徴は、考え方、思想にあります。

 

シンプルライフの考え方は、人づきあいや見栄・虚飾をやめ、「諦める」と言う考え方を意識することが、

シンプルライフのライフスタイルであるとのこと。

 

 

「諦める」と言うのは、言葉だけを目にしたり、耳にしたりすると、ネガティブな印象を持たれる方も多くおられるかも知れませんが、

ここでの「諦める」と言うのはポジティブな意味合いです。

 

人は、人生の何かに期待して、お金持ちになりたいとか、何かをなしとげたいと思う生き物ですが、

生きることは可能性を「諦める」ことだと考えると、執着がなくなってシンプルに生きられるようになると言う事です。

 

「諦める」と言うのは日本の教育上、ネガティブに反映されるかも知れませんが、

「諦める」と言うのは、人生の何かに期待することを諦め、お金持ちになることを諦め、何かを成し遂げたいと言う抽象的な可能性の事を諦めますが、決して「死にたい」とか、人生を諦めるのではなく、

不快なことも、うれしいことも受け止めて、背伸びせずに生きていくということだそうです。

 

言い方を代えると、「煩悩を捨てる」と言う事です。

 

面倒な理屈を付けてゴチャゴチャ考えるのではなく、

「唯一歩一歩光明の方へ進む工風をするのが利口」と結論づけられていました。

 

 

 

「諦める」ということは、他人や道具にも過剰な期待を持たなくなるということでもあります。

 

 

何かを購入する時や、私生活の中でも何かに執着すると煩雑になってしまい結局、

良い成果を上げれなかったり、何も行動に移せなくなってしまう事も多々あります。

 

家具や家電を購入する時も自分の好みや求める機能の全てを満たす商品はなかなかありません。

私生活の中でも人に期待してしまったりすると、その人が、期待と逆の行動をとると勝手に裏切られた気持ちになってしまいます。

 

人に対してもモノに対しても過度な期待や執着しないことにより、シンプルライフの考え方の原点なのかも知れません。

 

 

ただ、「シンプルライフ」は、すべてを「諦める」と言う事だけではありません。

情熱をもって生きることもすごくいいことではあります。

なぜなら情熱をもって接することは「趣味」の一環だからです。

 

明治時代の小説家・上司小剣(かみつかさしょうけん)という方は、

「人生には趣味と云うことが必要です」と仰られているそうですが、

これは、年末年始などにある虚礼の数々は煩わしいけれど、もし、その風習を自分が愛していて、

なおかつ人に迷惑を掛けないのならば「趣味」であるから、どんどん実践すべきであると言う趣旨の発言です。

 

ここでの「趣味」の定義は、本人が好きで、愛している事柄であり、

他人の迷惑にならないことの総称でもあります。

 

そして、シンプルライフは、他人や世間などに執着するのではなく、

自分が愛することが出来る「趣味」を中心に生きることを推奨しているライフスタイルです。

 

 

なので、仕事が趣味と云われる方はどんどん仕事をされるべきだと思いますし、

ボールペンを集めるのが趣味の方は、10本以上ボールペンがあっても、

それはどちらも「シンプルライフ」でもあります。

 

ただ、ボールペンと同じく愛するモノを集めると言う意味でゴミ屋敷のようなモノも想定できますが、

ゴミを集めることで他人が迷惑をするので趣味にはなりません。

 

自分が好きな事を好きなようにすることが「シンプルライフ」では無く、

煩悩を捨て、無謀な可能性を諦めてシンプルに生きることにより、

楽に自分の時間を生み出せ、その時間を趣味にあてます。

 

家族と一緒にいるのが「趣味」

車を運転するのが「趣味」

友達と遊ぶことが「趣味」

 

「趣味」は自由で、

捉え方、考え方は人それぞれですが、

気楽に、面白おかしく生活出来れば、

それが一番いいのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

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