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歌舞練場に行ってきました。
2017年10月6日祇園甲部歌舞練場
大正2年竣工、木造で入母屋・瓦葺の純和風大劇場建築です。
本来は芸舞妓の歌舞などを披露する場ですが、
建物の耐震工事のため、一時休館になっています。
主に内覧会や展覧会の会場に使われている別館の八坂倶楽部は、
すでに耐震工事を終え、歌舞練場休館の現在は
「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」と題し、カフェ併設した美術館になっています。
フォーエバー現代美術館 祇園・京都 最初の企画展は
草間彌生 My Soul Forever展。
美術館の館長が長年かけて集めた草間彌生の作品を80点以上見ることができます。
噂を聞きつけ行ってきました。
道路からみえる直径5mの大きな南瓜が目印です。
歌舞練の屋根に見える手の込んだ装飾が素敵です。美術展の入口は南瓜より右側にあります。
全体的に草間彌生の初期のころの作品が中心です。
畳に座って作品を見ることができ、作品も少し低めに展示してあるように思いました。
伝統建築と現代アートの融合で不思議な空間です。
順路に沿って進むと、お庭が見えてきます。
縁側に座って眺めたり、お庭に出てゆっくり歩くこともできます。
訪問時はあいにくの雨天でした。
会場は2階の第4会場につづきます。
少し急勾配な階段をあがるとお座敷空間が大きく広がっています。
撮影できないのが残念です。
一番奥にある舞台の上には大きな作品が一つ。
「私の魂を乗せてゆくボート」(1989年)という作品。
無数の布製のクッションでできています。
舞台の松の絵と照明の効果か、少し怖いような雰囲気もあります。
そのあとはミュージアムショップとお庭が見れるミュージアムカフェに寄って
一息つくのがおすすめです。