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小粋な飛雲閣
2017年11月20日
先日西本願寺飛雲閣の改修前の特別公開に行ってきました。
京都には金閣、銀閣と並んで「三大閣」と呼ばれる「飛雲閣(ひうんかく)」
飛雲閣は著名な観光名所ではないかもしれませんが、国宝に指定されています。
庭、とくに池と建物が調和して美しい落ち着いた風景を構成している点が三大閣に共通しています。
伝統的な木造建築では、左右対称な形式が多いですが、複雑の屋根の組み合わせで、左右非対称強調した外観となっています。
第一層
向かって左が唐破風(からはふ)、右側が入母屋(いりもや)と別々です。
第二層
全体は寄棟造り(よせむねつくり)、東西北の三ヶ所に軒唐破風となっています。
第三層
寄棟造り
左寄りにちょこんと載っています。
複雑な三層の屋根の組み合わせはとても興味深かった。。
建物内部は撮影禁止だったのがざんねんです。。
修復のために色々と継ぎ手があり、参考になりました。
もしかしたら改修途中も特別公開するかもしれないという事なので、
また、行ってみたいです。