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視線…

2011年9月25日
花崎

現在設計打ち合わせをしているお宅で『視線であそぶ家』という物件があります

誰でも知っている【視線】という言葉ですが、設計にあたり改めてその意味を辞書で引いてみるとこう書いてありました・・・

①目の向き。目で見ている方向。
②目の中心と、見ている対象とを結ぶ線。視軸(しじく)
③他人を、また、他人が見る目付き。ある気持ちの表れた目付き。

なるほど、「目の向き」や「視軸」という真っ先に思い浮かぶ意味の他に、「気持ちの表れた目付き」という感情を含んだ意味もあります

 例えば今回のお宅の設計では、
 
 内部空間から外部に抜ける視線を設計し、その視線を遮断するものを取り払ってやることで、森の中から空を見上げるような解放感と清々しさを感じることができること。
 
 視線の抜ける部分と遮られる部分を一つの空間に取り入れることで、平面的に隔離することなく、住人と来客の視線の交わりを上手くコントロールすること。
 
 …などなど、視線の設計で住む人の心と実生活にゆとりを提案しています。

  夫婦がお互いを想い交わす視線…親が子を暖かく見守る視線…住む人が招いた知人をもてなし配る視線…挙げればまだまだたくさんある視線。住宅建築には住み手の数だけ配慮すべき視線があります。

 新居の計画をされている方は耳にすることの多いであろう、人の「動線計画」。勿論これも大事な事です。実際建ってみないと想像する事が難しいためか、少し後回しにされがちな『視線計画』ですが、頭の片隅に置いておくと間取り図の見方が少し変わるかもしれません
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