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2011年12月12日
名和

【意味】

断つことのできない人と人の結びつき。紲とも書く。

【語源・由来】

絆は犬や馬などの動物を繋ぎとめておく網のことをいい、
平安中期の辞書『和名抄』にもその意味で使用例が見られる。
絆は離れないよう繋ぎとめる網の意味から、
家族や友人など人と人を離れがたくしている結びつきを言うようになった。
絆の語源は諸説あり、「頸綱(くびつな)」「騎綱(きづな)」「繋綱(つなぎつな)」の意味、
「引綱(ひきつな)」の上略など、動物を繋ぎとめる綱という点で共通している。

あるTV 番組の中で、「絆」の漢字は「糸」+「半」であることから、人と人の
結びつきの「絆」とは一方が相手の力加減に関係なく引っ張り合うと糸は切れてしまう。
お互いが相手の力加減を考慮しながら繋がる結びつきの意味を込めて「糸」+ 「半」で
ないかとコメントする人がいた。

「絆」の漢字の字解は分からないが、人と人の結びつきの「絆」の説明としては、
「なるほどなぁ」と納得していた。

例えば、「親子の絆を強める」という言い方では、
子どもの側にすれば親からの束縛感が表面化しているように聞こえる為、
「親子の絆を深める」と言う使い方をする。
いくら親子であっても子どもの力加減( 子どもの気持ち) を親として考慮することの大事さ、
また、人と人が互いに相手の気持ちを気遣い合う「絆」の大事さを表現しているのだと思う。

親が子を殺し、子も親を殺し、
動物をいじめるのが飽きたから人に危害をくわえる。

目を疑いたくなるようなニュースが飛び交い、
東日本大震災をはじめ台風やタイの大洪水など災害が相次ぎ、
人と人の絆の大切さ=相手を思い遣る気持ちを改めて実感する一年だった。

そんな絆にまつわるニュースは悪いことだけではなく、
サッカー女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した「なでしこジャパン」のチームワークなども評価され、
漢字1文字で一年の世相を表す毎年恒例の「今年の漢字」が「絆」に決まった。

絆

上記の【語源・由来】の中に書いてあるとおり、
無意識に日常生活で使う漢字の中には、
漢字そのものの語源や由来からは、
ニュアンスの違う使い方をするモノもたくさんあるはずで、
漢字の意味のニュアンスは時代と共に変遷していくものだろうから、
その漢字にどういう思いを乗せるかが大事だと思う。

英漢字

WIND
Wind

SOUL
soul

SEA
sea

MOON
Moon

HORSE
house

FLOWER
flower

DREAM
dream

作・國重 友美さん

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