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令和の住まい
2019年11月30日「DIY」と言う言葉を目にするようになってからどれぐらいの月日が経ったのだろうか。。。。
「DIY」と言えば、私も含め、皆さんもそうだと思いますが、
施工費用を浮かしたり、工作の趣味があるから自分で家のリフォームや簡単な家具製作などをすると言うイメージが思い浮かぶと思います。
そんな「DIY」が少しずつではあるが目的が変わりつつあります。
と言うのも、住宅業界の中古物件が世の中の市場に増え続けております。
あるデータから見ると2011年から6年連続で流通量が増え続けており、
今後も増え続ける予想が報告されております。
その原因は当然、少子化による人口減少により、
中古住宅の供給が増える事は当然ながら、
国の建築基準法の改定や省エネ化、高耐震、高断熱化等により、
新築木造住宅の耐久年数が増えていることも大きな要因だと考えれています。
そんな時代の中「サブリース」と言う言葉をよく耳にすることも増えました。
「サブリース」とは簡単に説明すると、物件のオーナーである所有者が、
サブリース業者に物件を貸出し、サブリース業者が第3者に転貸することを言います。
その過程で、サブリース業者は、中古物件をリフォームやリノベーションをし、
物件の価値を高めて第3者に転貸します。
そうすることによって、
所有者は、サブリース業者より一定の家賃収入が保障され、
サブリース業者はリフォームなどをすることにより、価値を高めるので、
借りた家賃より高くで貸すことが出来、利益を上げることが出来ます。
また、最後に借りた第3者は、新築や自分で購入した物件では無いが、
サブリース業者によるリフォームで一定以上の住まいの質を確保で、
場合によってはデザイン的にも優れ、自分で購入するよりも安価で住むことが出来るのでそれはそれで第3者としてもメリットがある。
また、最近の世間の状況を考えると、
台風や地震などの自然災害が頻発し、
土地と家を購入し、住宅ローンを払い続けることが、
リスクになると言う観点の方も増えているので、
そう言った考えの方にとってはよりメリットが増える仕組みとも言えます。
そして、「サブリース」自体は、以前の住宅業界からある仕組みではありますが、
その「サブリース」を個人の方も取り組むようになってきました。
今までは単純にサブリース業者がリフォームなどをした物件を、
個人が借入れするなどの流れでしたが、
所有者自らリフォームをし、借主を探すのは当然ながら、
個人がサブリース業者と同様に、所有者から物件を借り、
DIYなどでリフォームし、第3者に貸し出すと言った流れも増えて来ております。
その背景には、現在の令和の時代になるにつれ加速しておりますが、
C to Cの個人間売買となりつつあります。
C to Cとは、良くご存じの方も多くおたれると思いますが、
カスタマー(個人)とカスタマー(個人)が売買などをする流れの事で、
良く認知されている事としては、
メルカリなどのフリマやオークションです。
ネット、スマホ等の普及により、
個人が個人に何かをアピール出来る様になり、
今までの企業でないと出来なかった広告が容易になりました。
また、同じくインターネットなどの普及により、
そのノウハウなども比較的に容易に学ぶことが出来る様になり、
その入り口に入りやすくなったのも大きな原因です。
個人でも企業と同様のサービスを提供できるようになった世の中で、
企業に問われるのはやはり保障と質の高いサービス内容になるのではないかと思っております。