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京都の夏
2012年8月2日梅雨も明け、8月に入り、いよいよ夏本番。
お盆休みの予定は決まっているでしょうか?
京都の夏といえば、いろいろな楽しみ方があると思います。
鴨川の床。
嵐山の保津川下り。
その中でも、七月は祇園祭。
八月は何といっても五山の送り火だと思います。
五山の送り火は毎年、八月十六日にお精霊(しょらい)さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届ける為に、
京都市の「大文字山」「船山」「松ヶ崎・西山及び東山」「左大文字山」「嵯峨鳥居本」で、
炎を上げる行事です。
五山には保存会があり、基本的にはそれぞれの山のお寺の檀家が管理されているのですが、
鳥居だけ唯一、寺の檀家の世襲ではなく有志により管理されている。
また、鳥居だけ松ヤニが入った松を使うため、
火の色が他山とは少し違いオレンジに近い色になっているらしい。
また、鳥居の火床は、他山と違い、木を組むのではなく、松明をそのまま突き立てるやり方をとっているので、
五山の送り火を見る機会があれば注意して見られてはいかがでしょうか?