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追加緩和

2015年7月22日
名和

家を買ったり建てたりされる方は、
ほとんどの方が住宅ローンを多かれ少なかれ、
ご利用されて家の資金を準備される方が多いと思いますが、
皆さんはそんな住宅ローンについてどんな知識をお持ちでしょうか?

家の購入を検討される方の中で、
今の賃貸の家賃がもったいないからと言った理由をよく聞きますが、
その家賃がもったいないと思う感覚、
住宅ローンを組んで銀行に払う金利がもったいないと言う感覚、
ほとんどの人が前者の家賃がもったいないと言う感覚をお持ちの方はほとんどで、
後者の住宅ローンの金利を払うのがもったいないと言う感覚は薄い方が多いと思います。

単に言葉だけ、「住宅ローンの金利を払うのがもったいないか?」と聞かれれば、
皆さんはYES。とお答えされるでしょう。

ただ、すでに住宅ローンをお借りされておられる方の中で、
「毎月お支払されている返済額のうち、どれぐらい金利をお支払されているのか?」と言う問いに対しては、
お応えできる方は少ないと思います。

住宅ローンには大きく分けて、変動金利、固定金利、長期固定金利と、
金利をお選びする方法が色々あり、
最近では、35年間ずっと固定金利と言う商品も安い金利でご提供されているので、
よくそういった長期固定金利を選択される方も多くおられます。

ただ、長期固定金利を選択される理由がポイントで、
変動金利はリスクがあるからと言う理由がで避けておられるがほとんどで、
例えば3500万円を35年で借入した場合。

変動金利で0.7%、
35年の固定金利で1.5%で計算してみると、

毎月の返済額

変動・・・約9.3万円

固定・・・約10.7万円

差額…約1.5万円

毎月の返済に余裕がある方であれば、
毎月15,000円の金利が変わらない保険に入っているような感覚で、
損はしていないと思われる方も多いと思います。

ただ、その金利の積み重ねで、
仮に35年間上記の内容で返済を続けた場合、
最終的に総支払額では、

変動・・・39,472,342円

固定・・・45,008,901円

差額・・・・5,536,559円

約550万円の差額が発生します。

この金額が安いと思われるか、
高いと思われるかは個人差あると思いますが、
その感覚は変動金利がどれだけリスクがあるかによって変ってきます。

上記の差額の金額が高いと思われた方は、
変動金利に対してのリスクが低いと判断され、
安いと思われた方はリスクが高いと判断されたのだと思いますが、
先日、こんなニュースが出ておりました。

内容は、国際通貨基金(IMF)が日本銀行に対して追加金融緩和を準備するように要請したと言うものです。

ただ、その要請に対して、政府は対応方法を検討している段階で、
実際には決まったわけではないので今後の動きが注目ですが、
要するに、何が言いたいかと言うと、
住宅ローンの変動金利は上記のような日銀の政策によって大きく金利が変わってくるのですが、
追加の金融緩和と言う事がある場合、このままの低い変動金利がまだ少しは続く可能性が高いと言う事で、
今の時代、固定金利も安いと言っても変動金利よりは高いわけで、
上記の550万円ほどのリスクがあるかと言うのは少し疑問に思います。

また、550万円の差額があると言っても、
もともとは3500万円しか借りていないので、
変動金利でも総返済額は約3947万円と、
金利だけで約447万円はお支払しないといけません。

お金を借りると言う事は、
それだけでこんな大きな金額を払わないといけないと言う事で、
この金利と言うのを払いたくない場合は、
住宅ローンを利用しないと言う方法しかないのですが、
そんな住宅ローンを使わずに家を買えると言うのはほんの一握りの方で、
あまり現実的な話ではないと思います。

ただ、色々な方法で、
金利の負担を限りなく0円に近づける方法はいろいろあるので、
そういったお話をまた、聞いていただければ幸いです。

リスクは、有るか無いかではなく、
リスクは高いか低いか。

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