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小粋な足汰式
2016年5月2日2016年4月14日から発生している
「平成28年熊本地震」により、
お亡くなりになられた方々とご遺族の皆様に対し謹んでお悔やみ申し上げますとともに、
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
さて、ゴールデンウィーク真っ只中。
しかもいい天気。
こんな日はどこか寺社仏閣巡り日和。
5月は「葵祭」がありますね。
京都の三大祭の一つ「葵祭」。
祭りの前段階の神事の1つ
5月5日に行われる「競馬会」神事の前儀の
「足汰式」(あしぞろえしき)を拝見しに
上賀茂神社まで行ってきました。
「足汰式」とは、
「競馬会」(くらべうまえ)に
走らせる馬を選ぶためのもので、
馬を1頭ずつ走らせて、
馬の健康・年齢・遅速や乗尻(のりじり・騎手のこと)の技術の良否を調べて、
当日の番立(順番)を決める神事です。
予選会&公開リハーサルってとこです。
5日の本番は結構な人が訪れるので、
1日の「足汰式」の方が、楽しめる気がします。
行事についても放送で説明が流れる。
とてもわかりやすい。
足汰式に来て改めて知ったことをいくつか。
その1は、馬の乗り方です。JRAでは馬の左側から乗りますが、日本の伝統的な乗り方は右から乗ります。
言うまでも無く、これは右腰に刀をさげているからでしょうね。
そして、足をかける鐙(あぶみ)です。
本当に足を乗せるだけ、
という感じになるのでかなり危険です。
JRAなら入れて挟み込む感じですもんね。
大・迫・力です!
写真ではなかなか伝えきれませんが、
乗尻たちが声を上げて駆けていく様は圧巻です。
5日はどんなふうになるのでしょうか?
興味が湧いた方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
帰りに「一の鳥居」の前にある車止めが少し気になりました。
今度作ってみよ。