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階段
2018年10月7日階段は住宅の間取りの中で重要な役割を果たします。
階段の位置は一階と二階が同じ平面の位置にくるため
設計士がプランを描く際にも階段の位置関係を念頭において設計します。
また設置位置によってはデザイン性を持たせた設計にすることもあります。
当社事務所の階段です。
鉄骨の階段に木製の踏板という構成ですが、木製の踏板にはカーペットが巻き付いています。
同じく鉄骨階段ですが、手すりにネットを張ってお子様仕様にしてあります。
木製のストリップ階段です。木製の力桁で支えられており軽やかさと力強さの両方が感じられます。
現在施工中の物件ですが、無垢板の踏板と蹴込板(縦の板)を同厚で一体にして壁から片持ちのように持ち出しています。
見えないところで鉄骨が仕込んであり強度を補完しています。
階段は動線の要となり、上下の運動となるなめ相応の強度が必要になります。
強度を満足させつつデザイン的にまとめることが階段設計の醍醐味です。