BLOGブログ
社会保険
2019年5月11日住宅業界では既に皆が意識していると思いますが、消費税の増税が近づいてきております。
実際に今までにも消費税が増税され、
家計の負担が増えたと言う実感を持たれた方はおられるでしょうか?
8%→10%になることにより、
月30万円分の買い物をされる方は6000円の負担が増えると言う事になります。
年間で言うと72000円にもなります。
上記の数字を高いと思われる方も安いと思われる方もおられるかも知れませんが、
増税の目的は何なんでしょうか?
財務省のHPでは、少子高齢により社会保障の財源が確保できなくなりつつある為と回答が有ります。
https://www.mof.go.jp/faq/seimu/04.htm
社会保障とは、
・年金などの『社会保険』、
・高齢者や障害のある人などの支援である『社会福祉』、
・生活に困っている人々を助ける『公的扶助』
・人々の健康を維持するための『保健医療・公衆衛生』
などです。
国民のセーフティーネットである社会保障制度ですが、
では実際に消費税が増税されることにより、
より国民の幸せが保障されるのでしょうか?
消費税は分かりやすいので、目につきやすいですが、
ここ数年で、国民年金はもちろん、
社会保険料に含まれる、厚生年金保険料や介護保険料。
子育て世帯に多大な影響を与える、
児童手当の縮小、年少扶養控除。
2018年からは配偶者控除についても改正され、
税制改革の中で、給与所得控除、基礎控除、年金控除も改革しようと言う議論が進んでおります。
上記のような税制改革で実際に行われた内容を適用すると、
年収1000万円の世帯では毎年50万円程の負担増となり、
海外旅行にも行ける金額が税金として消えてなくなっております。
それでも国は借金を続け、
現在は過去最高である約1103兆円ものお金を借金しており、
今なお借金は増え続けている状況です。
それでは、
負担増加への対策はどういったモノがあるのか・・・・
①節税方法を探す。
これはサラリーマンであれば源泉徴収され、節税する方法が無いと考えてしまいますが、色々な方法で優遇が有ります。
代表的なのが「ふるさと納税」や「NISA]、[iDeCo」等が有りますが、
説明しだすと色々な方法とそれに対するメリット・デメリットがあるので、
今回は省略させて頂きます。
②海外へ移住する。
これは極論ではありますが、
仮に香港なら所得税が安く、年収1000万円でも税金は5万円程度で手取りが995万円程残ります。
日本だと年収が1000万円ほどあっても、手取りでは700万円程になってしまい、
300万円近くも違いがあります。
実際にはいろいろなハードルがあり、
不安が多いですが、一度検討してみても良いかも知れません。