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スケッチ
2019年7月16日先日、本屋さんでこちらの本を購入しました。
前々から欲しかった本で、ようやく手に入れることができた一冊です。
知恵の森文庫から出版してる「旅はゲストルーム」著者は浦一也さん。
浦一也さんは日建設計、日建スペースデザインの代表を経て、浦一也デザイン研究室を主宰。
今までにもホテルや迎賓館施設等の設計を多く手がけられてきた方です。
この本の中には、設計士の視点で見た世界中のホテルが手書きの平面図によって紹介されています。
正確な測量と画力、1つ1つ違う部屋の隅々まで表現されているデティールがホテルのイメージを伝えてくれます。
素材や寸法も細やかに記載されていて、見る人がわくわくしてしまうような世界が広がっています。
スケッチだけでなく、ホテルの特徴やエピソードも合わせて知ることができるので
読んでいて楽しい内容になっています。
以前に私も真似をして、宿泊先の部屋を描いてみようとしましたが、
ここまでの平面図を仕上げるには相当な洞察力と部屋を読み解く力、
視点力などが必要であることに気づき、断念したことがあります。
部屋の一部分だけでも、私は時間が掛かってしいましたが、
描いてみると本でも言われている通り、部屋を設計した意図や細かい部分の納まりなど、
学べることが多く、なにより空間をなぞっていく感覚が楽しかったです。
日本だけでなく、私も機会があったら海外のホテルをスケッチしてみようと思います。