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仕事納め

2019年12月27日
石田

ZENでは本日12月27日が仕事納めです。

 

新しい気持ちでお客様をお迎えするためにみんなで大掃除をして仕事納めとしました。

 

さて、2019年は元号が変わり消費増税も行われるなど社会的な変化のある年でした。

いつの日も時代は常に変化し、技術は日々進歩しています。

住宅の設計においても、金物の性能向上や様々な災害時の研究から得られる成果などによってどんどん技術が進歩し、

近年では特にAIの技術を用いたIoTの普及などが住まいのあり方に大きな影響を与えてます。

 

ただ、住宅は家電やコンピューターに比べると想定使用年数が非常に長く、

家電などの“新しさ”の概念をそのまま住宅に用いると5年で“古い家”になってしまいます。

50年家に住うと考えたときに残りの45年を古い家で過ごしてしまうことになります。

 

家にとって大切なのは新しさではなく心地よさです。

現在最新と言われる技術を陳腐化させないためにどのようなデザイン的手法を用いるか。

時代も変化しますが家に住う家族も年齢を重ねて変化します。

変化に耐えうる家、さらにはその家づくり。

最新の技術を十分取り入れながらも、それに依存しないデザインが重要なのではないかと思います。

 

 

1928年に建てられた聴竹居という住宅建築です。

名作といわれる住宅建築の一つで当時の最新の研究(主に温熱環境)と伝統技法を組み合わせた集大成として藤井厚二氏によって設計されました。

今見ても新しさすら感じることができます。

 

至極あたりまえですが、新しいものは出来上がった時点が最も新しいです。

新しいという価値観は、長期間の使用を想定する家には向いていないのかもしれません。

新しいものはさらに新しいものが出てきたときに必ず陳腐化してしまうからです。

変化のある時代に長く大切に住まう家を作ろうと思うと、

変化を取り入れることのできる器と時代に流されない普遍性の両立が大切なのではないでしょうか。

 

2019年節目の年はZENの家づくりのあり方を1人の設計士としてどう向き合うべきかを考えさせられた1年でした。

 

最後になりましたが、お客様ならびにZENの家づくりにご尽力いただきましたすべての方々、

2019年は大変お世話になりました。

2020年もZENをどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始冷え込むこともあると思いますが体調にはお気をつけてください。

 

それでは良いお年をお迎えください。

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