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伝統的
2020年8月12日先日、新築工事をさせて頂く土地において敷地調査に趣くと
解体工事の真っ最中でした。
内部解体が終わり、外部に足場を組む作業です。
そこで丸太が使われていました。
真っ直ぐ細い丸太を組み合わせて固定します。
その為、間伐材の有効活用でもあります。
木材を使用している為、建物に合わせ
その場で加工できる自由性もあります。
国宝や重要文化財の改修工事に使用されている伝統的な工法です。
どこかで見た事があると思っていましたら、清水寺の工事にて使われていました。
現在、安全性において鋼製の足場が多くなっています。
実際に自分が入社してから見てきたのは鋼製の足場です。
現在において、その有意性を活かし伝統的な工法が残っている事は
素晴らしい事だなと思いました。
後日伺うと建物は無く、後は土地を平らにする更地の状態でした。