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ヒューマンスケール
2020年10月11日朝晩の冷え込みが強くなってきました。
いかがお過ごしでしょうか。
自分も2年目となり、プランを描かせて頂く機会や
図面を作成する事が多くなってきました。
プランなどを作成するにあたり
ヒューマンスケールを用い、考えます。
ホール空間において、廊下と同じ幅であると狭く感じます。
〝階段を上がる〟〝靴を脱ぎ、上がる〟等の動作が伴う場合
廊下幅より広く取り〝ゆとり〟を持たせます。
また、デスクにおいてはパソコンを使用するなら600mm程
奥行がほしい。
このように、導線、デスク・チェア等の家具寸法を考える時
住みやすさを考え、使いやすさを考え
大きさを人・空間に落とし込み、適切な大きさを考えます。
御打ち合わせ・見学会等において
メジャーで大きさを測ったり、室の大きさを帖数で伝える
また、実際に触れ感じる事でモノ・室の大きさが
〝大きい方が良いな〟〝小さい方が良いな〟
〝これくらいが理想です〟〝ちょうど良いです〟
の意見が頂け、完成した際の〝善い〟に繋がります。
造作で作るからこそ、標準的な仕様がないからこそ
御客様の〝スケール〟に合わせた、住みやすい住宅を
一緒に考え・造る事が出来ます。