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趣味
2013年11月15日日常生活で最悪無くてもいいけど、あると良いモノって世の中にたくさん溢れています。
と言うか、絶対に無いといけないものってほんの極わずかだと思います。
人間として絶対必要なものは、衣食住が思い浮かぶと思います。
ですが、この絶対的なモノだけではあまりに寂しいので、
この世の中には絶対的なモノ以外が溢れています。
そんな世の中には、色々な趣向を持った人間がいて、
その人間それぞれで趣味と言うものがあり、
中にはその趣味の為に人生を送っていると言っても過言ではない人もいます。
当社のお客様でも、
読書が趣味だという方は書庫を作ったり、
車が趣味だという方は専用のガレージを作ったり、
音楽が趣味だという方は防音室を作ったり、
お風呂に入るのが趣味だという方はこだわりのお風呂を作ったり、
料理が趣味だという方は特注のキッチンを造作したり。
無くても生きていけるものだけど、
あると心が豊かになれるものを当社はお創りしてきました。
この心が豊かになれるものと言うのは、
人生を生きていくうえですごく重要なもので、
人間は心を豊かにするために日常を過ごしている気もします。
私個人的にも心を豊かにする手段として、
音楽と言う趣味があります。
先日の休日を利用して、
昔から馴染みの音楽スタジオに、
東京で頑張る友人の新曲をレコーディングに行ってきました。
皆さんはレコーディングってどんなことをされているかご存知ですか?
簡単に言うと「録音する」と言う事なのですが、
この「録音」と言う2文字は、すごく奥が深く、
そして、無限に可能性があります。
例えばドラムを録音するとき、
ドラムと言うのは色々な打楽器がセットになったもので、
音が鳴る場所が一つではないのが厄介です。
なので、色々なところにマイクを建てて、
色々な音を広い、調整して、一つのドラムと言う音にします。
細かい場所でいうと、
黒い太鼓に上の面と下の面の両方からマイクを当てて音を拾っています。
これは、大きく分けると太鼓を叩く面の音と、その振動で音が鳴る面の二つ音で、
一つの楽器として成り立っている為、その両方を拾ってあげないといけないので、
マイクを二つ建てています。
マイクが楽器に近すぎると演奏する人の邪魔になったり、
マイク自体が演奏の途中で楽器に接触してしまったり、
遠すぎるとその楽器自体の音以外の音まで拾ってしまったり、
演奏者のクセやスタイルに合わせて試行錯誤しながらマイクを建てていきます。
マイク自体も色々な種類のマイクがあり、
低い音を拾うのが得意なモノや高い音が得意なモノ、
音を拾える方向の範囲が狭いモノ、そして、広いモノ。
このような色々なマイクや楽器、そして機材を駆使して一つの曲にしていきます。
プロやアマチュアなど演奏がうまい人や下手な人、
良い環境で録音するかそうでないか、
また、ドラムやギターなどの構成があるバンドなのか、
ピアノだけ等のアコースティックなのか、
色々な状況により変化しますが、
1曲を録音するのに最低でも半日は必要になってきます。
ただ、そんな貴重な休みの半日が楽しみで、
日々の生活をしているかもしれません。
日常の生活に色々なプラスアルファーを。