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奈良にて

2017年5月27日
杉本

みなさん頭塔をご存知でしょうか。
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東大寺南大門から1キロほどのところにある史跡です。読み方はそのまま「ずとう」。
1辺が30mほどある四角錐型、全7段の石段で構成されていて一定の間隔で石仏が安置されています。

以前は画像のように史跡がすっぽり埋まっているただの小山だったそうですが、
1987年からの調査、復元で再び石段や石仏が見れるようになりました。
南側は発掘されておらず、当時の小山の様子をそのまま残しています。
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頭塔は奈良時代のもので、発掘の際に見つかった瓦などから
本来は石仏のある段は石積みの上に瓦の屋根が乗っていたことがわかっており、
人々が巡礼していたのではないかと考えられていますが現在その姿はありません。
現在 各石仏に設置されている瓦の屋根は鞘堂と呼ばれ
現存する石仏を雨や日差しから守るために設置されたものだそうです。
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石仏は四方に各11基ずつ、計44基存在するのですが、現在発見されているのは内28基。
その中でも菩薩像が確認でき、かつ状態がまともな22基だけが重要文化財に指定されているそうです。

1922年には国の史跡に指定されたそうですが、
地域の人々にはそれ以前からも大切にされてきたとガイドの方が教えてくださいました。

頭塔自体は大阪、岡山にもあるそうですが、
石像が安置されていたりするのは奈良のものだけで他に類を見ないそうです。

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