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水槽について

2016年6月28日
名和

今回は、全く興味がない方もおられるかと思いますが、
事務所の水槽について少し掘り下げた話をしようと思います。

少し前のブログで海水の水槽になったことはご報告させていただきましたが、
まず、海水の水槽についてポイントとなるのが塩です。

世の中の海水水槽には人工海水、天然海水の2種類があり、
事務所の水槽では基本的に人工海水を使用しております。

人工海水は人が水槽用に作った海水の元(塩)を、
水に溶かして使うもので、
品質が安定しており、
病原菌や不純物が少ないのが特徴です。

天然海水はその名の通りで、
海の水をすくってきて商品化したものです。

こちらは、人工海水とは逆で、
病原菌や不純物が混じっている可能性がありますが、
その他にも人工海水には入っていない栄養素などがあり、
プラスアルファが期待できるのが特徴です。

どちらも一長一短あり、
どちらが絶対にいいと言うわけではありませんが、
天然海水だと保管する場所がいると言う点と、
人工海水の方が日持ちがすると言う点で、
人工海水を選択しております。

そして、海水の生き物の場合、
淡水の生き物よりも環境の変化に弱く、
温度やpH(ペーハー)、塩分濃度など色々な点に気を付けてあげる必要があります。

淡水魚などが生息する湖や川などは、
海に比べるとすごく狭く、
雨や季節などの変化に影響が大きいのですが、
海はすごく広く、雨が降ったからと言って一気に環境が変わってしまうことが少ないと言うのが、
上記の淡水の生き物よりも海水の生き物の方が弱いと言う意味合いです。

なので、温度は一年間を通して25℃前後をキープできるようにクーラーやヒーターは必須で、
水槽内でも澱みが出来ないように水流を発生させるポンプも必要です。

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そしてこの機械で、
2台のポンプを交互に作動させて、
ランダムな水流を作り出しています。

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そして、phは水質の目安となる項目ですが、
海水は弱アルカリ性を保つ必要があり、
この弱アルカリ性を保つために水槽にはサンゴなどを入れてあげます。

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基本的にアマゾンなどの熱帯雨林などの場合、
流木や落ち葉などが堆積する関係で、
水質が弱酸性になり、
海水などはサンゴや貝殻などからカルシウムが溶けだし、
弱アルカリ性になります。

人間でも引越をして地域が変わると、
水が合わないと言う話を聞いたりもしますが、
魚も海水、淡水だけではなく、
淡水でもアマゾンなどの魚は弱酸性、
アフリカなどの魚は弱アルカリ性と種類があります。

他にも色々な要素が密接に関係して、
生き物の特徴と好みを把握してあげる必要があります。

例えば、このイソギンチャクは、
ハタゴイソギンチャクと言います。

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このイソギンチャクは光合成をすることも出来ますし、
生き物を捕食することもできます。

このハタゴイソギンチャクはすごく毒性も強く、
触手に触れた魚を麻痺させて中央の口の部分にゆっくり引きずりこんでいきます。

人間も素手で触れてしまうと、
肌の弱い人であればすごく被れて腫れてしまいます。

ただ、ご存知の通りニモ(クマノミ)は、
イソギンチャクの毒に耐性があり、
刺されることは無いので、
イソギンチャクの中に隠れて身を守っています。

基本的に臆病者ですが、
縄張り意識も強く、
事務所の水槽では一番大きいので、
他の魚に対してはすごく強気です。

他にもこのアケボノチョウチョウウオは、
草食性で餌も植物性のエサをあげていたり、

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魚の食べ残しを掃除してくれる貝やヤドカリを入れてあげて、
生き物達で出来るだけアンモニアの発生を抑制しております。

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このヤドカリは見合った貝が見つからないらしく、
岩の隙間が仮の宿になっております。

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こんな面倒クサくもあり、
手間がかかる水槽ですが、
無の時間を与えてくれる大切な会社の一員です。

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