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震災と仕事

2010年2月9日
近藤
先日、建物の構造についての勉強会に行ってきました

昨年、防災科学技術研究所で木造三階建ての実験体で揺れの実験がありました
地震に対しての結果は完全倒壊と倒壊同等でした 

ちなみにこの時の震度は6強で、実験体の強度は「耐震等級2」
等級2とは、簡単にいうと建築基準法の1.44の強度です。
国が推進している長期優良住宅の構造基準と同じです・・・

この実験があってから世間で騒がれるのかなと思っていたのですがお客様の安全についての意識が低いのか、あまり話題になりませんでした
国土交通省の発表は想定内の結果というもので・・・

今回の実験で建物が倒壊した理由の一つが「バランスの悪さ」です
数値ばかりを意識した結果で、本来の建物バランスが無視されてしまい目に見えない部分にそのしわ寄せがきて倒壊に至った
人がいれば、死んでいたかも知れません。

最近は、インテリアや格好の良いデザインの提案が優先していますがもっと真剣に一から構造の勉強をして、お客様に構造の話を少しでもしてほしいなと真にお客様にとって良い提案をしていきたいものです

自分も震災の時は神戸にいて、とてもみじめで悲惨な恐怖を知っています
何人かの友人も失っています

優れた経験から設計のバランス感覚は生まれると言いますが震災15年の節目、これからみんなの力になっていけたらなと思いました

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