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DIY

2014年5月28日
石田

最近暑かったり涼しかったりなかなか気温の差が激しいですね。

体調崩さないように気をつけたいものです。

さて、非常に私事ですが最近ハムスターを飼い始めました。

曲がりなりにも国家資格を持つ設計士として、

最高のハムスターハウスを‘設計’しようと思い、人間の住宅を設計する手法を使って考えてみました。

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住宅を設計するにあたってまず行うことは‘聞き取り’です。

住み手の要望やライフスタイルを汲み取ります。

ハムスターに聞き取りするわけにはいかないので、ネットや書籍でハムスターの習性などを調べます。

・夜行性
・体長15cm~20cm
・十分に運動できる環境
・飽きのこない単純過ぎない空間
・寝どこ、安心できる場所(狭さ)の確保
・落ちてもケガのしない安全な高さ設定

など計画に必要な材料を集めました。

次にヴォリュームを決めます。

住宅の場合、敷地の広さや資金計画によって決定されることが多いですが、

今回は予算の関係上ホームセンターで売っている一番大きな衣装ケースを

ハムスターハウスのヴォリュームとしました。

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ここに聞き取りで汲み取った材料を落とし込んで計画していき、

図面として表現します。

今回はざっくりとしたスケッチを図面の代わりにしました。

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設計意図は

半地下のあるスキップフロア形式で回遊的な動線計画と二階から地下に

巣穴感覚でもぐることのできる穴や、

ハムスターの生活に必要な広い平面と適度な狭さの身を隠せる空間を兼ね備えられるように計画しました。

そして、今回はのこぎりもろくに使うことのできない石田が施工するので

なるべく単純な構成で作れるように施工性にも考慮しました。

材料は倉庫や事務所で保管してある現場で出た木材の切れ端などを使います。

そして施工。

案の定切り口はギザギザに曲がってしまいましたがヤスリで削ってとりあえずはOKということで。

現物をみて施工していくうちにやっぱりこうした方がいいかな、こっちのほうがかっこいいかな、

ということが出てくるのでその都度検討して変更を加えていきます。

(実際の住宅でも施工中に現場をみて変更することはしばしばあります。)

具体的には板の間や暑さ対策の石の間などを追加したり、

一階の床を2cmほど浮かして衣装ケースに穴を開け、通気が取れるように変更しました。

そして竣工したのがこちら。

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お施主様(ハムスター)の反応も上々で半地下に餌や木屑を集めて寝どこを作ったりしています。

二階に作った巣穴風入口も見事に使いこなしてくれています。

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相手がハムスターといえど自分の考えた家を

喜んで使ってくれている(おそらく)のは嬉しいものです。

今後はハムスターの住まい方や行動をみて随時改修・増築していくつもりです。

アフターメンテナンスも大事な仕事の一部ですので。

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