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未来逆算思考

2017年2月12日
近藤

DSC01918

東京にある江戸東京博物館

京都にも同じような歴史資料館がありますが
ここはその東京版です

この建物が出来た当時は税金の無駄使いなど
都民による醜いバッシングがあったことをよく覚えています
個人的には、文化を伝える意味合いで非常に有意義な施設ではないかと

ここには江戸の歴史が模型とパネルを使い上手に表現されており
江戸と京都の歴史の関係を考えながら鑑賞すると非常に興味深いことが見えてきます

細かい歴史は置いておくとして
分かりやすい展示を何点か紹介

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「 三井越後屋 」 の商店、今の三越です
商品は陳列されていないのでおそらく蔵にしまってあり、お客さんの要望を聞いてからもってくる
江戸の町も京都と同じで火災に弱かったことが見えてきます
樋には銅が使われており、武家にしか許されなかった金銀銅を使っていることで
当時の幕府、今で言う政治と深く関係したことが考えられます
当時から癒着があったのか・・・
恐るべし越後屋・・・

DSC01912

これは江戸時代の 「 棟割長屋 」 暗いです・・・
右手前に大工さんの使う道具箱があるので
おそらく大工さんの住まいでしょうか
おそらくこれが4人家族の一般的な広さでしょうか

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こっちは指物師の工房兼住まい
職住共存の住まい
寝るときには右の畳を敷いて寝たのでしょう

江戸は男性が7割、女性が3割の人口構成
これも江戸文化の特徴です
徳川家康は何を考えながら江戸に幕府を開いたのか
当時の人口は約30万人程度

間違いなく考慮されているのは
適正規模を考えながら設計された都市であることがわかります

ちなみに明治以降は
町創りがちょっとおかしくなっていきます

DSC01915

「 銀座煉瓦街 」 明治の初期の銀座の様子です
京都にも三条通りに赤レンガの建物群が多く保存されていますが
東京だけあって規模が違います
ちょっと大きすぎ・・・

そんなこんなで今がある

未来のことを考える手法として二つのアプローチの仕方があります

一つは現在の延長線上に未来を描く 「 フォアキャスティング 」 の考え方
もう一つは自分の理想とする未来を思い描きそこから現在に遡って考える思考法
これを 「 バックキャスティング 」 で未来逆算思考。

まず最初に完成形をイメージしながら考えるのが後者の方です

住宅の打ち合わせの仕方もこの2通りありますが
私の場合は典型的な未来逆算思考です

おそらくどちらを選択するかによって
全く違う結果になると思います。

みなさんも家族の住まいのあり方を考えるときに
適正規模を意識してみてはどうでしょう

昔で言う身分相応
今で言う未来逆算思考

興味深い話です

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