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ステンドグラス

2019年2月18日
花崎

開口部からの光とそれが生み出す影は建築において常に人の心理に大きな影響を与えます。

その中でもステンドグラスを透過した陽の光はまた格別な印象です。

 

ステンドグラスの起源は明確には分かっていませんが、凡そ1500年前には存在していたと考えられています。

日本では明治政府の命でドイツから技術を学び東京府立庁舎で初めて国産のステンドグラスが作られました。

現在でもつかわれているH型の鉛のフレームにガラスを組み合わせていく手法は当初から受け継がれている方法だそうです。

19世紀になると宝石で有名な二代目のティファニーによってガラスをハンダ付けで繋ぎ合わせる新しい手法が編み出されそれまでの平面的なものとは一線を画す、立体的なランプなどのステンドグラスや、より描写的な表現が可能になりました。

 

 

宗教的な建築で多く使われてきたステンドグラスは栄光の時代の後、バロックやロココなど建築自体の装飾が派手な時代には少し衰退していきましたが、近代のモダンでシンプルな建築の中でまた少し、挑戦的な使い方をされ始めています。

日本の文化に深く根付いているとまで言えないステンドグラスではありますが、建築に大きく依存した芸術的な素材、建築中の木造店舗の彩として採用する予定です。

↓先日ゼンの社屋の近くで上棟した若宮町の家の屋上からの眺め