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一番大事なモノ

2012年10月31日
名和

みなさんはお寺や神社の屋根に注目されたことはありますか?

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この屋根は皆さんご存知の瓦なのですが、
中にはこういった屋根を見たことはないでしょうか?

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さて、みなさんはこの屋根の材料が何かご存知でしょうか?

正解は銅なんですが、
銅と言えばみなさんはこんな色を想像されないでしょうか?

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実際に銅板を使って施行したての屋根は、
みなさんの想像通りキラキラしているのですが、

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いつの間にか青緑に色が変わっていくのです。

これは緑青(リョクショウ)と言い、
錆の一種なのですが、
銅が酸性雨などと反応して、
銅自体が酸化することにより、
銅の表面に皮膜をつくり、
内部の銅そのものの腐食を防ぐ効果があるのですが、
現在は、ガルバニウム鋼板というガラス繊維を編みこんで作られた鋼板が主流で、
これも鋼板の表面に防錆や耐摩用に塗装が施されており、
内部の鋼板そのものの腐食を防いてあります。

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ただ、みなさんがなじみの深い銅と言えば、
10円玉などの硬貨がありますが、
これらは赤黒っぽく錆びていきます。

これは10円玉を触った時の手垢や、
酸化する際にその他の不純物が混ざっているために赤黒っぽくなるのですが、
赤黒っぽくなってくると上記で説明した、
皮膜を作り腐食を防ぐ効果が弱くなってしまい、
直ぐに雨漏りの原因などになってしまします。

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なので、銅板を施工する際は、
手垢などがつかないようにゴム手袋などをしてから軍手をして、
二重の対策をとり、当然、銅板を止める釘は銅製の物を使います。

また、ガルバニウム鋼板などの施行の際は、
板と板の間などに水が入りそうなスペースがあると
シリコン製のボンドのようなもので入らないように蓋をするのですが、
銅板の場合だとそのようなものが一切使えないため、
極力、そういったボンドなどで逃げることが出来ない施工方法をして、
どうしてもスペースが出来てしまったときは、
そのスペースを半田ごてで穴と言う穴をすべて塞いでしまいます。

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銅板と言うものはガルバニウム鋼板よりも、
素材自体が柔らかく、しなりやすい為、
お寺などのテリ(反り上がった屋根)にも対応でき、
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キチット施工をするとテリなどの複雑な板の曲がり方にも、
銅自体が緑青をふいてくれるため、
水の侵入などを塞ぎ、建物の経年変化にも対応してくれます。

なので、素材が柔らかく施工や管理が難しいということもあり、
銅を扱う職人次第で、善し悪しが決まってきます。

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この職人次第でいうことは、
現代の家造りにも通じることが多く、
手をかけないで施行することはいくらでも出来、
手をかけないで施工するということは、
時間がかからない。
時間がかからないということは、
人の手間がいらない。
人の手間がいらないということは、
お客様に安く家を提供できると言う事に繋がっていくのですが、
良いモノを使っても施工が悪いと何の意味もないです。

行政の検査や長期優良住宅などの基準で、
釘の一本一本までの品質の確認や
施行方法に関しての検査までして保証してくれるものはなく、
ほとんどが上辺だけで取り決めがされているだけで、
実際に施工する職人などは資格が必要なわけではありません。

施行する人間が一番重要なのに、そこを誰も判断してくれる人はいません。

なので、自分の生活、自分の財産、自分の家族を守っていくために、
一番はお客様が理解して納得して家づくりをしてください。

ゼン・コーポレーションはお客様が理解して納得する為に、
スタッフ、現場の職人一同、ゼン力を持って対応させていただきます。

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