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2013年9月8日
石田

9月に入り夏の猛暑を忘れてしまうほど涼しくなったこのごろ、過ごしやすいですが急な気温の変化で風邪など引かないようお気を付けください。

さて今回は窓の話をしたいと思います。

窓といえばペアガラス、Low-Eガラスさらには樹脂窓など、その断熱性が注目されるようになってきました。

一昔前は窓は明かりとりや換気のためのもので断熱性は北海道など極寒の地域でのみ重視されるものでした。

しかし現在は新築住宅でペアガラスが主になっているなど断熱性は窓を選ぶなかで欠かせない要素になりつつあります。

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断熱性は家に住まう上で快適さに大きくかかわってきます。

たとえば外気温0度で暖房により室温20度にしたとき、高断熱の家と低断熱の家では快適さが全く違います。

その差は温度のムラによるものです。

高断熱の家は暖かい空気が逃げにくいので家全体が温まりますが、低断熱の家は暖かい空気が逃げるので同じ20度の気温でもムラが出来てしまい、不快に感じるのです。

冬場に暖房をしている室内で窓を閉めているのに冷たい風が吹いてくることはありませんか?

それは気温のムラによってできるコールドドラフトという現象です。

断熱といえばエコ・節電と思いがちですが実は住み心地にも大きくかかわってくる重要なものなのです。

次に窓の大きな役割のひとつ、採光について書きたいと思います。

多くの人がこのように勘違いします。

部屋の中を明るくするには南面に大きな窓をたくさんつければよい。

この写真は沖縄の民家の室内です。

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強い日差しに大開口。

しかし家の中は明るいどころか、昼間でも電気をつけなければ新聞も読めません。

明るいところと暗いところの差が大きすぎるため余計に暗く感じてしまうのです。

窓は単純に大きくすれば明るくなるわけではないのです。

光を導き調整することが明るい部屋・明るい家に必要です。

家の内と外をつなぐ役割の窓。

一見単純に見えることにこそ、こだわっていくことが設計の奥深さなのかもしれません。

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