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横桟のデザイン
2013年9月12日黒い天井と合わせて、薪ストーブの後ろの壁に 「ナラ」 材で横桟を付けています
まだまだ工事中ですが、完成が楽しみです
「ZENらしいデザインって何?」 と自分なりに考えてみると
丁寧で手間のかかっている仕事、ただそこにしつこい感じはない
それでいて自然・・・
など、考えだしたらいろいろありますが
今回は大壁面を使ってスタイリッシュにデザインしてみました
木桟の寸法や間隔はまだまだ新入社員の石田が担当
建築士らしく、いろいろな角度から検討した結果の寸法です
なかなか優秀です
ゼンの現場には必ず施工図が存在します
良いデザインは図面に残して、それを大工さんに確実に伝え形にしていく
悪い所があれば修正していく、その繰返しの連続です
設計と物作りが常に連動している
それがZENの良い所ではないかと思います
木桟はこんな感じで納材されますが
一本一本に糸面(糸の幅ほどに角を細く削った面のこと)をとりながら
素材の準備をしていきます
その材料を水平器で確認しながら
針の様に細い釘で打ち付けて行く
気の遠くなる作業ですが、嬉しくなる作業でもあります
また事務所に訪問された際には
見てあげてください
ちなみにこの横桟には、隠れた視覚的効果が無限に存在します