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エアコン嫌い

2014年9月21日
名和

住宅雑誌を読んでいると気になる記事があったので、
皆様にもご覧頂きたいと思います。

「断熱性能が低いとエアコン嫌いに!?」

タイトルの通り、エアコンをONにしていると、
「乾燥する」や「風に不快感を感じる」などの理由で、
エアコンをあまりつけと言われる方も多いのではないかと思います。

エアコンの最大のメリットとしては、冷房や暖房などを一台で集約した「空調機器」と言うポイントがあります。

そもそも空調とは「空気調和」の略なのですが、
大きく分けて暖房、冷房、除湿、加湿の4大要素で構成されており、
その内、加湿以外の3要素を兼用した機器がエアコンで、
超多機能設備です。

そんなエアコンは、
超多機能が故に、本来なら超高価格になってもおかしくないのですが、
日本の住宅性能が低い為にニーズが高く、
ほとんどの家庭には少なくとも1台はあり、
その量産効果によって6畳用の普及機種なら5,6万円ほどと低価格です。

ですが、上記のとおり「乾燥する」や「風に不快感を感じる」など、
エアコンを嫌う人もたくさんおられるのが実情です。

ではなぜこんなことになってしまうのかと言うと、
日本に存在する戸建の大半が断熱や気密性能が低いのが一つの原因だと考えられております。

そもそも暖かい空気は上の方に溜まり、寒い空気は下の方に溜まると一般常識でも言われていますが、
気密性が悪い家は暖かい空気が上階や屋外に逃げて行ってしまいます。

しかも、エアコンの取り付け位置は天井に近い位置に設置されていることが多いので、
その暖かい空気を感じる前に上部へ逃げてへ逃げて行ってしまう為、
効率が悪く暖房の危機を実感できないことが多いそうです。

そして、最近のエアコンでは巨大なフラップで、無理やり下に暖気を叩きつけるような機種が増えており、
エアコン自体が部屋の天井部の空気と床部の空気を掻き回すために、
風量が多くなりがちになるため、「エアコンの風が嫌い」になったり、
「電気代が高い」とエアコン嫌いになる原因が考えられます。

また、エアコンをつけていても冬場は足元が寒いから家の中でも、
靴下やスリッパを履いておられる方も多いと思います。

この足元が寒いと言う原因も日本の住宅の気密性、断熱性と大きくかかわる部分で、
上記のとおり、暖かい空気は上へ上へと逃げていくのですが、
上部に逃げた暖かい空気の代わりに、気圧を一定に保つために、
下部から外気の冷たい空気が引き込まれてきます。

これが、床を冷やす原因になり、
皮肉なことにも寒いと思いエアコンを強めると、
冷気の引き込みも強くなり、頭の位置は暖かいのに、
足元は寒いなどの不快な状況がより酷くなります。

また、ファンヒーターに比べるとエアコンの効きが悪いと言われることがあるが、
これはエアコンの設定温度をいくら高くしても、
吹き出し口の温風の温度はせいぜい50℃くらいで、
ファンヒーターは80℃~160℃と、エアコンの温度が非常に低い為、
暖かいと実感を得るには直接、体に風を当てる必要があるのだが、
「乾燥するので、風は直接当たりたくない」と言う理由から、
風を避けているため、エアコンの効きが悪いと思われています。

ただ、直接風を当たらないとエアコンが効かないと言うわけではなく、
日本の住宅は断熱性が低い為、
床、壁、天井等の表面温度が低くなることが多く、
家の温度が低い状態で、50℃くらいの温風を送っても、
暖かくなるまでに時間がかかってしまうので、
体に直接風を当たらないと暖かいと感じれないそうです。

つまり、「乾燥する」や「不快感」などは、
エアコンが原因と言うよりも、家の断熱性能や気密性能が大きく関わってきているそうです。

家も断熱性能、気密性能を高めてあげ、
シーリングファンなどで家の中の空気を掻き混ぜてあげ、
床材も無垢材やカーペットなどの冷たくなりにくい材料を使うことによって、
エアコンの長所を最大限に発揮してあげると、
電気代も安くなり、エアコンでも快適に生活することが出来るそうです。

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