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改修現場
2015年11月19日向日市の改修の現場です。
昔の建物は束石基礎といって柱を石の上に乗せて上部の荷重を支えていました。
石の上に乗せているだけなので横揺れの地震や引き抜きの力に対しての抵抗力が弱いのが弱点です。
そこで新たにべた基礎を新設します。
現在建物が建っている下に作るので、いったん柱を浮かせて基礎を作らなければなりません。
そこでジャッキを使い柱を持ち上げます。
この写真は垂木差し替えのためにしている作業ですが、このようにして柱を持ち上げてゆきます。
一本一本水平垂直を確認しながらの作業で大変な作業ですが、構造の要となるところですので
決して気の抜けないところです。
新築でも改修でも完成すると見えなくなる部分が非常に大事です。