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無垢天井
2016年11月1日西京区の現場の2F天井の一部です。
梁の上に杉板を用いて天井としています。
この天井の杉板ですが実はロフトの床も兼ねています。
ロフトから見るとこんな感じ。
通常の天井はこのような構成になっています。
それに対し今回は床の厚みを増して両面仕上げることで、床と天井を兼ねたような構成にしています。
構成部材が少なく建築としてはより素に近いものといえます。
そして梁の下に新たに無垢板の天井を作るよりはコストを抑えて作ることができるのがメリットです。
もちろん上階での足音が直に伝わるので、上下階の関係には注意が必要です。
天井ひとつとっても、その構成によっていいところ、悪いところが出てきます。
その中でお施主様のライフスタイルに合わせて検討していくのも設計の醍醐味です。