BLOGブログ
捨てコン
2018年6月18日ハウスゼンで新しい物件が着工しました。
地鎮祭も終わり
地盤調査から
その土地に対応する地盤補強対策を行い
基礎を作り始める下準備を行います。
家の高さを設定し、
いよいよ基礎を着工していきます。
砕石をまき、
捨てコンと呼ばれる
その名の通り、建物の強度と直接関係無いコンクリートを打ちます。
ただこの捨てコンですが、
重要な役割があります。
このコンクリートに
工事の基準となる線を引いていきます。
この線が目印になっていきます。
まっすぐ家を建てる上でとても必要な事です。
その他の役割として
基礎を作って行く上で、引っ張りに強い鉄筋を組んでいきますが、
長い年月で考えた時
コンクリートにひび割れがあった際、空気と水が鉄筋に触れる事で、
鉄筋が錆びやすい→耐久性が下がる
に繋がります。
その為建築基準法で、コンクリートの端から鉄筋までの最小距離が決まっています。
土と接している部分も同じように鉄筋の離隔距離を取る為、
スペーサーと呼ばれる
被り厚さ確保の為の材を捨てコンと鉄筋の間に入れます。
捨てコンが無ければ満足にスペーサーを入れていくことも難しくなります。
強度に直接関係ないかもしれませんが、
とても重要な役割がある捨てコン
どこかの現場でまた一度ご覧になってください。