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建築事例

家族構成の一員として犬や猫その他の小動物と一緒に暮らす方は年々増えています。
人がペットと暮らす家を計画する時、どうしても人間目線やヒトの習性を元に考えてしまいがちですが、それぞれの動物ごとに習性が違うという事は最低限理解して考えてあげることが一緒に住む人の責任。生活のしやすさや安全性など本人に聞けない分、尚更のこと、しっかり考えておく必要があります。
ドアの近くで人の行き来が多い場所に作った落ち着かない犬用ベッドスペースや憧れで作った安全性への配慮がされていないキャットウォークなど、大切な家族であるペットがストレスを感じる事例をよく見かけます。ペットも人と同じで家族と一緒にいたいときもあれば一人で籠って落ち着きたいときもある。家族がもう一歩踏み込んでペット目線で考えてあげる事で共に過ごしやすい空間はつくれます。
それらの内容を考慮した家づくりをするにあたり間取りや仕様を検討する前に、住み手と設計士で時間をかけてお話しをします。想定する家族構成、現在の生活スタイル、そしてこれからペットとどんな暮らしをしたいか。それは住宅の設計は〇LDK+水廻りという単純な箱を作る作業ではなく、住み手ごとに違う生活スタイルや生活動線、生活時間の違いによる音への配慮など、お話しすることでしか実現できない心配りに満ちた生活の場を創っていくものだと考えているからです。
ZENでは清掃性にも配慮した上で、人とペットのより良い共生の為の空間造りを提案しています。