愛猫と暮らす二世帯住宅
二世帯住宅
- 場所
- 京都市右京区
- 規模
- 3階建
- 構造
- 木造
- 施工面積
- 128.17㎡
- 敷地面積
- 73.39㎡
- 家族構成
- 父母・夫婦・子供2人・猫3匹
22坪ほどの敷地に親世帯(父母+猫)と子世帯(夫婦・子供2人・猫2匹)が暮らす2世帯住宅をつくりました。建物間口が4mに対して、玄関や水廻りを別にした完全二世帯住宅としながら各世帯が快適に暮らすための明るさや広さの確保が課題でした。そこで階段を2基計画し親世帯:1F+2F、子世帯:2F+3Fとしてそれぞれの階段の下を収納やトイレとすることで有効な空間を生み出しました。このようにして各世帯が外部に接してきちんと光の入る空間にするなど、緻密に設計を重ねました。また両世帯とも愛猫が家族の一員として一緒に暮らしています。猫ちゃんたちが快適に暮らせる工夫も随所に設けています。例えば子世帯の吹抜けには猫ちゃんのためのキャットウォークが設置されており、化粧梁の上を歩いて上階と下階を行き来できます。またレストルームを少し広めに作ることで猫ちゃんのトイレを設置するスペースを確保しました。このように猫ちゃんも家族の一員としてみんな快適に暮らせるようにデザインしているのです。二世帯住宅で大切なことは家族の距離感をどのようにカタチにするかということです。家族の距離感の在り方は暮らす人によってさまざまなので、丁寧にヒアリングして話し合いを重ねることでみんなが暮らしやすい家をつくることができます。
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