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狭小地の住まいの可能性

一級建築士ブログ

18坪の敷地建つ家 見学会開催中

京都で家づくりをさせていただく事が多い為、狭小地での設計のご相談を多くいただきます。


・利便性の高い場所では敷地が小さく区画されている地域も多く、利便性を求めて狭小敷地を購入される方。
・元々お住いされている土地がたまたま狭小地で建て替えを検討される方。
・快適で理想的な家づくりにコストをかけたい為に敢えてコンパクトな敷地を購入される方。
・実家の横に子世帯の家を建てる方。

などなど、狭小地での住宅づくりの理由は様々です。

今回は今月開催中の太秦にある18坪の敷地建つ家の実例を紹介してみたいと思います。

見学会に参加いただいた方からは『色んな家づくりをしている会社で狭小地での設計や実例を見学したが、写真でなく体感するとその空間構成など全然違いますね!』と好評です。

狭小地での事例は設計提案力の違いを感じていただきやすいともいえるので、広い敷地での計画の方も参考になるので是非チェックしてみてください。

Ⅱ型のダイニング一体の造作キッチン

手造りの造作家具を得意とするZENではキッチンもシステムキッチンだけでなく手作りする事も多くあります。
ダイニングとシンクを一体でスッキリと設計し、物が多くなりがちなコンロ廻りを壁面に。
定期点検に伺うと、配膳や片付けなど家事も楽でOBの方にも人気のⅡ型造作キッチンはインテリアとしても他の造作家具と統一感があり、狭さを感じさせません。

家電などを並べるカップボードも横並びという固定概念のある方も多いですが、使い勝手や動線をご相談しながら、高さを変えられる可動棚という選択肢も一つの選択肢。

間取り図だけではわからない 視線が抜けて広く感じる仕掛けがたくさん

ダイニングキッチンからリビング越しに、造作のOPEN洗面や階段&吹抜、奥にはOPEN欄間付で扉を閉じても視線は抜けるが目隠しもできる脱衣室。

浮いたデザインの造作棚は清掃性と空間を広く感じる効果を両立しています

手摺壁ひとつとって見ても、木の温もりと空間の繋がりと陽の光を遮らない計算と工夫が散りばめられています。

生活のし易さで人気のある洗面と脱衣の分離

・脱衣室を使用しているときにも気兼ねなく使える
・来客時に脱衣室廻りを閉じてスッキリした洗面だけをOPENに使える
住み手の数だけ正解があるので住み手の生活スタイルをお聞きして動線や配置を計画。

快適な狭小住宅を設計するには多くの工夫と知識やセンス、そして、何よりも住み手の生活や想いをしっかりと丁寧に聴きとりする配慮と思いやりがとても大切です。


当たり前のことではあるけれど、家づくりはどこまでいっても住み手の顔を想像して人がかたちにするもの。

ZENで一緒に家づくりをする方とこれからもZENで建てて良かったを感じていただけるように、しっかり誠意をもってその想いを積み重ねていきます。

家づくりへの想い  

住み手と描く丁寧で優しい暮らし

良いものづくりは誰かを想う気持ちから生まれる

贅沢でなくていい

心地よい肌着のような住宅を


HOUSE ZEN       

このブログを書いたのは…

花崎哲矢 

・一級建築士

・宅地建物取引士

・ファイナンシャルプランナー

生活の中心に猫あり 人目線から猫目線の設計まで