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設計士目線での土地探しとは -Part1-

一級建築士ブログ

土地探しの大切さ

家づくりをしよう!
と思った時に考えないといけないことは何でしょうか。

いろいろと考えないといけませんね。
例えば「頭金をいくら用意するか」「どの沿線に住むか」「何LDKの住まいにするか」などなど…

おそらく皆さんの頭に浮かんだであろうものを整理すると
①総予算に関すること
②立地に関すること
③暮らしに関すること
このように大別できるのではないでしょうか。

・総予算は土地、建築費、外構費、諸経費の費用面はもちろん、住宅ローンや親族からの贈与などのファイナンス面も大切です。
・立地については主に沿線やお勤め先からの経路など社会的な接点や距離感についての内容です。
・暮らしに関することは実際の建物の間取り、どのような住環境とするのかなど。

土地探しは①総予算②立地③暮らしのすべてに影響しますので、やはり家づくりにとても大切な要素となります。




設計士がプランを作るときに考えること

一方、設計士が家のプランを作るときに考えることは大きく分けると3つあります。
①要望
②法令
③周辺環境

・要望はお施主様のご要望をいかに叶えられるか。
・法令は建築基準法や条例等に適合させるられるか。
・周辺環境は光や風の自然環境や周辺の騒音度合い、プライバシー性の確保など。

このうち②法令と③周辺環境は土地によって決まるといっても過言ではありません。
このように設計士にとっても、どの土地にプランするかというのはとても大切なのです。

土地探しについて法律を学んでみよう

今回は設計士が住宅を設計するときに検討する法律の中で土地探しに関係するものをいくつかご紹介したいと思います。

建ぺい率

まずは「建ぺい率」です。
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
小難しい定義をいうと、
「敷地面積に対する建築面積の割合」となります。
つまり図のように建物がどれだけ敷地を占めているかという割合です。
80%なら8割まで、50%なら半分まで建物で占めていても大丈夫ということになります。
風致地区などの制限の厳しい地域になると20%の場所もあります。

容積率

続いて容積率です。
こちらも建ぺい率と同様に非常に重要なものです。
「敷地面積に対する延べ床面積の割合」
1階と2階など各階の面積を合計した延床面積と敷地面積の割合です。
先ほどの建ぺい率との違いは各階の面積の合計(延床面積)となるのがポイントです。
単純計算では同じ敷地面積で容積率80%のときと比べて160%のときでは建てられる建物の大きさが倍になります。

まとめ

今回は設計士目線での土地探し -Part1-として
・土地探しの大切さ
・設計士がプランを作るときに考えること
・建ぺい率
・容積率
以上についてお伝えしました。
Part2では用途地域についてお伝えしたいと思います。

このブログを書いたのは…

石田 大喜 
・一級建築士
・構造設計一級建築士
・中小企業診断士
・宅地建物取引士
趣味は子どもと遊ぶこと。昨年末に3人目が生まれ、只今子育て奮闘中。