
ブログ 造作キッチン
一級建築士ブログ
キッチンをつくる

昔の住宅はキッチンやダイニングをリビングと切り離して隠れる間取りが多かった為、使い勝手の拘りから造作キッチンをご依頼いただく事はあっても、デザイン的な理由での需要はそこまで多くはありませんでした。
しかし、現代はキッチンをリビングやダイニングと一体の空間として設計する事の方が大半。
そうなるとキッチンは機能面だけでなく意匠性が求められ、デザイン的理由から造作キッチンを希望される方は確実に多くなっています。

ZENであなただけのお気にいりのキッチン
ZENでは家づくりにおいて標準仕様を敢えて設定せず、住み手の生活スタイルや価値観に合うものを組み合わせて家づくりを進めています。
当然キッチンも一軒一軒お住まいになる方と相談し、様々な既製品キッチンと造作キッチンのどちらが使い勝手・コスト・デザイン的に適当なのかを選定します。
オリジナルのキッチン事例が豊富にあるので参考にしやすいと好評です。
需要の変化に対応して、各種メーカーがつくるシステムキッチンもデザインバリエーションやサイズのセミオーダー対応など選択肢は豊富になってきている今、サイズもデザインも既成のもので納得いくものが見つかればもちろんそれも又良しです。
造作キッチンを採用する(メリット)は?

① 自由なデザイン(リビングや造作家具との統一感やトータルデザインが可能)
② 自由な素材選定の組み合わせ(扉・天板・シンクなど組み合わせは無限大)
③ 奥行・巾・高さを全て自由に(間取りと合わせて使い易いサイズを㎜単位で調整可)
④ 収納のサイズや割り付け自由(引出し・扉・ゴミ箱用OPEN位置など設計士と相談可)
⑤ 食洗機やレンジフード水栓など器具の組み合わせ自由(機器の更新も可能)
メーカーのシステムキッチンも様々な価格のものがありますが、造作キッチンも素材や機器類の選定、収納の割り付けなどでローコストなものから高級なものまで自由に組み合わせ可能なのが魅力です。

造作キッチンを採用する(デメリット)は?

① 設計知識や施工経験がないと不具合が起こりやすい
② 選択肢が多い分綿密な打ち合わせに時間を要す
③ 製作期間が長い
豊富な施工実績や設計士と大工との綿密な打ち合わせにより、住み手の想いのつまったお気にいりキッチンが実現可能です。

食べることと住まうこと

生活において『食と住』は切っても切り離せない深い要素。
忙しい日常生活で家事の時短の手助けとなってくれる動線や配置、休みの日に家族や友人と一緒に料理やお菓子作りを愉しめる複数人調理への配慮など。
そこで生活する人の目線でその人の為に設計するキッチンは生活の中に効率や見た目だけでは測り知れない愛着をあたえてくれます。
料理が楽しくなるキッチン、人が集まりたくなるキッチン
家で過ごす事が楽しくなる大切な一つの要素、一緒に検討してみませんか。

家づくりへの想い
住み手と描く丁寧で優しい暮らし
良いものづくりは誰かを想う気持ちから生まれる
贅沢でなくていい
心地よい肌着のような住宅を
HOUSE ZEN
