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ペットと暮らす家

一級建築士ブログ

近年ペットを家族の一員として家づくりを考える方が増えています。
人が暮らしやすいのと同じようにペットも暮らしやすく。
わんちゃん、猫ちゃんも含めたみんなが幸せに暮らせる家にするために、犬の気持ち、猫の気持ちになって設計します。
今回はZENで建てたペットと暮らす家をご紹介します。

犬と暮らす家

犬と暮らす家
閑静な旧市街地に建つ一邸。愛犬と家族が快適に共に過ごすための家づくりをしました。

スキップフロアで立体的に構成した空間へ天窓からの光が差し込むことで、ワンちゃんのスペースを中心に明るさと開放感のある家族の空間に。

ワンちゃんが玄関に飛び出さないようにロールゲートが埋め込まれていたり、ペットスペースの裏側はFRPグレーチングとすることでデザイン性を高めつつ匂いや熱がこもらないように通気性を確保し、快適性に配慮。

Fika

Fika
ゆったりとした敷地にヒトもネコも快適に暮らせるお家を計画しました。1階から2階へと繋がるネコ専用吹抜けやキャットウォーク、ネコ用水場など、ペットと一緒に暮らされている方であれば一度は憧れるような素敵な空間。

愛猫と暮らす二世帯住宅

愛猫と暮らす二世帯住宅
22坪ほどの敷地に親世帯(父母+猫)と子世帯(夫婦・子供2人・猫2匹)が暮らす2世帯住宅をつくりました。両世帯とも愛猫が家族の一員として一緒に暮らしており、猫ちゃんたちが快適に暮らせる工夫を随所に。

子世帯の吹抜け(2F-3F)に猫ちゃんのためのキャットウォークを設置。化粧梁の上を歩いて上階と下階を行き来できます。

猫ちゃんのためのトイレドア。レストルームは少し広めに作り猫ちゃんのトイレを設置するスペースを確保。

まとめ

ご紹介したお家はどれもここに至るまでに家族の距離感とペットとの暮らしをどのようにしていくのかをお客様と設計士で一緒に話し合いを重ねて完成形に辿り着きました。家族の暮らし方やそれを包む空間に絶対的な正解はありません。自分たちの暮らし方にしっかり向きあった上で自分たちなりの正解を形にしていかなければならないのかもしれません。

このブログを書いたのは…

石田 大喜 
・一級建築士
・構造設計一級建築士
・中小企業診断士
・宅地建物取引士
只今3人の子育てに奮闘中。